夜色協奏曲 (ページ5)

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メローネ戦（今回からキャラ表記が変わります）ページ5

なんやかんやで現在くじびきも終わり、初戦はメローネに決まった。

メ「ええ～俺かよ～Aのスタンドじゃない能力？まだ何も分かんないんだけど～」

プ「頑張れ。」

メ「それにしても、近接戦は何時振りかな？」

そう。メローネのスタンドは遠距離型であり、本体の守りが手薄になる。その為、メローネは鉄パイプを使った普通の攻撃をするのだ。もちろん、使うのはゴム製の硬い棒だ。メ「それって下ｎ(殴
因みにAの方は、武器はいらないと言ってきた。

プ「それでは、始め！」

賭博管理主の能力によって、この家は見た目より広い。迷路のようになっているマップを観戦者が上から眺めるといった感じだ。

　只今二人はにらみ合っている。

と、

『スウ・・』

Aが動いた。

『コマンド名：サハクィエル。コード

レ・ミゼラブル』

　ドバッ

メ「！？」

Aの眼から血がどんどん出てくる。それは、浮きながらAの前に集まり、だんだん５つのカードに変形する。あれは・・・？タロットカード？
Aは目の前のカード、確か、｛愚者｝のカードを手に取り、それを・・・

　『おりゃ！』

　ポイッ

　メローネの方に、ブン投げた。

メ「？」

Aはニコニコしている。10秒ほど見つめあった後、らちが明かないと思ったのかメローネが動いた。

メ「動かないの？もしかして、失敗しちゃった？あーあ、残念だねえｗｗ

　じゃ、僕から行くよ♥」

ブンッ

勢い良く鉄パイプを振り上げる。

　ニヤリ

メ「！？」

　フワッ

Aの姿が消える。
瞬間、メローネは首元の冷たい感覚と同時にささやき声を聴いた。

『ハイ、残念』ニコッ

「「「「「「「！？」」」」」」」