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パズルのように ページ9

銀八side



何を、期待していたのか。
事件を起こしたのは俺なのに。
「ははっ、」
乾いた笑いが誰もいない屋上に響いた。





_……傷つけたのも俺なのに。



なのに・・・
よりによって

「なんで...なんで、俺だけ忘れてるんだよ」
なァ、A。
冗談でしたって、言うドッキリか?


……それならどんなにも嬉しいか。









それとも…
「神様が与えた罰、か?」
そう呟いて、空を見上げる。


綺麗な空だな。雲はあるけれど、それがいい。

柄にもなく空を見上げたのは、

「ッ_。」


少しでもこの...目から出るモノを防ぎたいだけだ。


情けねぇな…。
いつぶりだろうか。こんなにも哀しく、こんなにも涙を流すのは。









バンッ!




!?
いきなり大きな音をたてて屋上の扉が開いた。



それも、勢いよく。

誰だ…?
そう思って音の主の正体を探ろうとして影になっていて少し暗い出入口を、目を凝らして見た。









その音の主は、
神様が与えた最後のチャンスのようだと思う。



「A...!?」

忘れられている筈なのに、
いつもの様にA、と、呼んでしまった。


傷付くのは俺なのに。




……いや、違うな。
1番苦しいのは、アイツだ。
きっと、Aだ。
知りも知らない...覚えてもいない、記憶にも無い。
そんな男に自分の名前を呼ばれて、親しげに接されるのは、どんなに辛いだろうか。


……きっと、今の俺の顔は凄く歪んでいるだろう。



貴方『なーに、泣いてんだ?銀八??』
心配そうな顔をしながらも、ニヤリ、とAは笑って俺の名前を呼んだ。
「なっ…A!?泣いて、、、なんか、、、、ねぇよ!」

我ながら見苦しい言い訳だと思った。


貴方『泣いてる、だろ。』
「...。あのさ、、俺の事…思い出したのか?」

覚悟を決めて聞いた。
頼む。


お願いだッ。



貴方『あぁ、全部、思い出せた。』
貴方『心配させて、ほんとごめんね。銀八。』(微笑)



Aは俺を見て申し訳なさそうにしながらだったが、綺麗に笑った。



「俺こそ…ごめん、な。」


そう言った。

意地でも止めようとした涙も、
今はそれを忘れていつの間にか頬を伝っていた。



貴方『ただいま!』
そう言って、
Aは俺に飛びついてきた。
「なっ、A!?」
貴方『ふふっ』(微笑)



照れくさそうに笑いながら、
ぎゅっと抱きしめられた。

そういえば→←記憶のピース



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白いましゅまろ(プロフ) - マモンさん» リクエストありがとうございます!しばしお待ちを!! (9月28日 18時) (レス) id: 9ad69f39ef (このIDを非表示/違反報告)
マモン - リクエストで、海水浴に行くの書いて下さい (9月28日 16時) (レス) id: fe95afc591 (このIDを非表示/違反報告)
よしな - こちらこそ!宜しくお願いします! (1月19日 18時) (レス) id: 8444393bfc (このIDを非表示/違反報告)
白いましゅまろ(プロフ) - よしなさん» よしな様ァァ!!お久です!ありがとうございます!!これからも是非よろしくお願いします笑 (1月17日 21時) (レス) id: 9ad69f39ef (このIDを非表示/違反報告)
よしな - この前はありがとうございました!続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい!更新楽しみにしております! (1月17日 21時) (レス) id: 8444393bfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白いましゅまろ | 作成日時:2018年1月14日 19時

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