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第7話 ページ9

「な…何これ…死んだ…の?」
『…』
「あはははッ死なないよォ吸血鬼だもん!!バーカバーカぎゃはははは」

さくっとクロが爪で手品師のぼうしを刺すとゆらゆらと揺らしはじめる。

「あァ〜やめてよォ揺らさないでよォ!ぼうし取れちゃうよォ〜;」

気怠そうにしているが心なしか少し楽しんでるようにも見える。

「おらCM明けだぞ、クイズの答えは」

「椿がキミを嫌う理由は…もォわかってるでしょォ?
 キミがこのクイズに答えられないってことが答えだよォ?」

ぬいぐるみになって無邪気に笑ってるだけなのに気味悪く見える。

「そもそもオレは“椿”なんて知らねー…」


「そう、キミは椿を知らないんだ かわいそうな椿かわいそうな椿

 だァれも椿を知らないの〜 だから椿は殺したがってる。

 兄弟も人間も社会も世界も

 椿を知らない全部は死んじゃえ★」


「知らねーもんは知らねーよ」

随分と自分勝手な事を言う手品師にクロも呆れ気味になる。

クロがめんどくせーと言った途端、真昼とクロを繋いでいた鎖が消えた。

「わっ!?」
『真昼大丈夫!?』
「うん、大丈夫…ってかAこそ大丈夫なのかよ!?」
『えっ?う、うん!大丈夫だよ!この通りっ!』

一周クルリと回って何も無いことを証明する。
まぁ、服に手品師の血が付いているし正直めっちゃ怖かった。

「あっクロ!大丈夫─…」
「大丈夫じゃねー…明日絶対筋肉痛だー…めんどくせー…」
「筋肉痛とかあんのかよ…」

その瞬間、真昼は安心したからなのか気が抜けたようにバタリと倒れた。
クロも猫の姿になって寝ている。

『えっ!?ちょ、どうしよう…』

えー…ホントにどうしよう、龍征と虎雪も倒れているし、一人じゃ運べない…


「一肌脱ぎましょうか?」


『…へ…?』

隣から声が聞こえた。振り向くと、そこには金髪で長身の男性がいた。
とてもビックリした。なぜならその人は一肌脱ぐと言って本当に服を脱いでいたからだ。

『ち、ちょちょちょちょっと//!何してるんですか!?』
「え?一肌脱がせて頂きm『脱ぐな!!!』はい…」

「まぁ、取り敢えずこの子たちを家に運びましょう」
『はい…;』

変態露出狂(命名)さんに運んでもらう事になった

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Alisu - イラストがやばい!やばい!(←語彙力皆無)イケメンww更新頑張って! (2018年7月29日 17時) (レス) id: 0c24298da2 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - ルツさん» ありがとうございます、更新頑張ります!! (2016年12月20日 19時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ - 同感です!!トプ画とても綺麗ですね!更新頑張ってくださいね (2016年11月15日 16時) (レス) id: 0597eeb85c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - はなさん» ありがとうございます。そんな事言われたら描いた甲斐がありました!笑 (2016年9月23日 0時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
はな - トプ画素敵ですね!!これかも頑張って下さい〜 (2016年9月17日 11時) (レス) id: 483a42642f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白銀イズ&ライラ x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年8月26日 12時

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