【ＳＥＲＶＡＭＰ】巻き込まれ少年と憂鬱な狐【男主】

第２２話 ページ24

「それより何で泣いて……」


“泣いている”
その事実は少し男として恥ずかしかった

手で目をこする


『答えろよ……桜哉…』


今度は桜哉の顔がよく見えた

驚いた表情、でも、やっぱり赤かった


「……ちょっと付き合えるか？」


『うん…』


桜哉は倒した下位吸血鬼を引きずりながら前を歩く

その数歩後ろからついていく


歩いてる間、桜哉も僕も何も話さなかった


少しすると、桜哉が店の前でとまる


『寿司…屋…？』


呆然とした僕を置いて、桜哉は店の中に入ってく

聞こえたのは人の叫び声

　

「やぁ…機嫌悪そうだねぇ」

　
椿の声


「椿さん…用＿は」


「そ＿前に何？＿れ」


桜哉と椿は何か話してる

でも、店を出ていく人の声で何も聞こえない


人だかりが無くなって前を向くと、椿がこっちに来ていた



「それで…こっちは僕の客かな？」
　
　
　
　
　
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更新遅くなったマジでごめんなさい

ライラ、後は任せたよ！

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