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第17話 ページ19

「だ____________
 か____________
 ら____________
 この前の吸血鬼の噂!むしろ広がってるんだって!!」

『ハイハイ、そうですね。』

桜哉の噂話は軽くスルーして考え事へ。

オールオブラブ、確か七番目の真祖の名前だった気がする。
…危険な奴ではない…かな?確か幻術系だったし。

ヴーッ
「!メール・・・」

『真昼、誰から…えっ?』

真昼のすぐそばには双子が手をつないで、いた。

「「城田真昼?“オールラブラブ”があなたを呼んでる。」」

『オールラブラブのサブクラス…か…?((ボソッ』


呟くと二人は一瞬だけ振り向いてきた。
が、すぐに別方向に意識を向けた。

「「スリーピーアッシュ!」」


…きっとこの近くにオールラブラブが。


そう思ってきょろきょろあたりを見回す。


「やかましい。これだから庶民の学校など来たくなかったんだ。」


『(こいつもサブクラス…?)』


「城田真昼、僕と一緒に来てもらう。イエス以外の返答は却下だ。」


気づけばさっきの双子に引きずられ真昼とクロ。

『おいなんだよ!待てよ!』

連れ去られる二人を追いかけた。




_____



「有栖院御園。7番目のサーヴァンプ“オールラブラブ”の主人だ。」


見下しているような、そんな態度で少年は言った。

どうやらさっきの少年はサブクラスではなく主人だったらしい。


「!な…なんだ、お前も主人の方か…。」

真昼はほっとした表情になった。


『じゃあ、オールラブラブはどこに…』

車の中にそんな影は見えない。


_____限界距離があるはずだ。

主人とサーヴァンプはそうやすやすと離れられない。


御園は僕の質問を遮っていった。


「椿と対峙しても反撃ひとつできなかったらしいな。」

「!お前も知って…」

「はん、無様な」

見下した、というよりは軽蔑の方が正しいかもしれない。
冷めた目を僕と真昼に向けていた。

「貴様はサーヴァンプの使い方を全くわかっていない。」

「え…?」

『な、何言うんだよ…』

「貴様もだ。サーヴァンプを持たない人間がかかわるな。」

酷く冷たい声だった。

『何も知らないくせに……』


話すことはなかった。








__________________

更新遅くてごめんなさい!

もう少ししたら更新するんで許してください!

ライラにも迷惑かけてごめんね

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Alisu - イラストがやばい!やばい!(←語彙力皆無)イケメンww更新頑張って! (2018年7月29日 17時) (レス) id: 0c24298da2 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - ルツさん» ありがとうございます、更新頑張ります!! (2016年12月20日 19時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ - 同感です!!トプ画とても綺麗ですね!更新頑張ってくださいね (2016年11月15日 16時) (レス) id: 0597eeb85c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - はなさん» ありがとうございます。そんな事言われたら描いた甲斐がありました!笑 (2016年9月23日 0時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
はな - トプ画素敵ですね!!これかも頑張って下さい〜 (2016年9月17日 11時) (レス) id: 483a42642f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白銀イズ&ライラ x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年8月26日 12時

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