第１６話 ページ18
『真昼っ…逃げよう！！吸血鬼は危険だ！早「何で攻撃するんだよっ」…真昼！』
「吸血鬼が戦争を始めて人を殺すってんなら…」
＿なんで？なんで吸血鬼に関わろうとするの？あいつらに関わっても何にもならない、
『吸血鬼なんて人を殺すただの殺戮兵器じゃないか…！』
ふと、先程の椿の顔がフラッシュバックした。
”参列者”…”先生”
その言葉が引っかかる
「A！！危ないっ！」
『へ？…ってうわっ！？』
椿は一瞬のうちに僕の目の前にきていた
でも、不思議と恐怖感は全く無かった。
椿は聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で問いてきた
＿君はどうしてそう思ったの？＿
悲しい顔をしていたときの事か、椿は僕の顔をじっと見た。
「…君を殺すのには勿体ないかな…？名前を聞かせてよ」
誰が名前なんか教えるか。
そう思ったけど馬鹿な僕は警戒心が完全に解けていた。
『…朱雀A』
「A、いつか君を迎えに来るよ。今は怠惰の兄さんの所で安静にしててね」
『は？ってちょっと待て！！』
勝手なことを言うなりまた上機嫌のような高笑いを上げて去っていった。
──────
『…まず、真昼…吸血鬼に関わることがどれだけ危険なのかわかってる！？』
「いやでも、人が殺されるのなんてほっとけないし」
『だとしても！自分の命を大切にしてよ…！』
「真昼もAも一度オレに癒された方が『癒されない』にゃー…」
あの後、僕達は家に戻り会議(仮、説教)をしていた。
流石の僕でも怒るときは怒る
『そしてあの後にオールオブラブという人のメアドをゲット…か』
この猫の吸血鬼は見た目は大人しそう…だけどいつどこで何をするか分からない
『僕はもう大切な人を失いたくない…過去の出来事なんか二度と繰り返したくない…
真昼よりは吸血鬼に関して知識は豊富にもっている。だから僕が力になるよ。』
「うん、ありがとうなA」
…椿が言っていた''いつか迎えに来る'' ''今は''という言葉。
今は生かしておいてくれるということか、迎えに来るというのも敵意は感じられなかった。
分からないくらいのほんの少しの情報を僕に与えてくれている
それはどこか助けを求めているような気もした。
────
完璧オリジナルになりました。
イズちゃん話分からなかったらゴメン、そして更新遅いの申し訳ない…
はい、てなわけで太陽のライラでした←(水、たんぽぽで意味が分かるはず)
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Alisu - イラストがやばい!やばい!(←語彙力皆無)イケメンww更新頑張って! (2018年7月29日 17時) (
レス) id: 0c24298da2 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - ルツさん» ありがとうございます、更新頑張ります！！ (2016年12月20日 19時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ - 同感です！！トプ画とても綺麗ですね！更新頑張ってくださいね (2016年11月15日 16時) (レス) id: 0597eeb85c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - はなさん» ありがとうございます。そんな事言われたら描いた甲斐がありました！笑 (2016年9月23日 0時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
はな - トプ画素敵ですね！！これかも頑張って下さい〜 (2016年9月17日 11時) (レス) id: 483a42642f (このIDを非表示/違反報告)
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