第15話 ページ17
「…椿、人を殺してるのか?」
ドクンッ
突然思い出したくない過去の記憶がノイズのように流れ出した。
心の隅に隠した恐怖心が、再び溢れ出した。
『っ…ぁ…なんで…っ大切な人を…?』
「ぁ…A?」
あの日の残忍な出来事はもう思い出したくないのに。
胃が捻切れそうな感覚になる。
精神的に追い込まれているのか、訳も分からず本音を吐き出した。
『何で人を殺すの!?何で吸血鬼は幸せを奪っていくの!?関係の無い人達を殺して楽しいの!?
そうやって…そうやって僕の家族達も殺していったのかよ!!殺して殺して!?やめてよ!!』
自分では何を言ってるのか分からないくらい混乱していた。
「Aの…?」
「へぇ…家族が吸血鬼に殺されたんだ?─あはっあははははは!!あはははははっはははは!!…あー…何にも面白くない」
グイッ
『っ…!!』
椿は僕の胸倉を掴み上げた
「不幸話より面白い話をしようよ。
吸血鬼vs吸血鬼でパレードのように騒ごう
戦争の燃料に人間の血が必要なのは仕方のない事
スリーピーアッシュ、オールドチャイルド、ダウトダウト、ザ・マザー、ロウレス、ワールドエンド、オールオブラブ
七人全員集めてよ
…"参列者"が多い方が"先生"もきっと喜ぶ。君の不幸話よりこっちの方が面白いでしょ?」
『!…なんで…』
混乱している僕の見間違いかもしれない、でも見間違いじゃなければ
『…椿はなんでそんな悲しそうな顔をしてるんだ…?』
「っ…!」
椿は一瞬固まり、その隙に椿から距離をとる。
首が締まっていたからか喉がとても苦しい
混乱も少し収まった。
「A!大丈夫か!?」
『えっ、うーん…大、丈夫だよ?』
ヘラっと笑い大丈夫とポーズをとる。
勿論笑う余裕など無い。
真昼には心配をかけたくない、吸血鬼にも関わらせたくない。
誰も失いたくない。
僕のように、なってほしくない…
──────────
なんだろう、私が書くと主君凄い貧弱((
更新遅れて本当にスイマセン!ネタが浮かばなくて…
もう一話は後日余裕があれば更新しますので!本当にスイマセン
お詫びに今度主君描いときます((
イズちゃんにも…本当に申し訳ない(´;ω;`)
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Alisu - イラストがやばい!やばい!(←語彙力皆無)イケメンww更新頑張って! (2018年7月29日 17時) (レス) id: 0c24298da2 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - ルツさん» ありがとうございます、更新頑張ります!! (2016年12月20日 19時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ - 同感です!!トプ画とても綺麗ですね!更新頑張ってくださいね (2016年11月15日 16時) (レス) id: 0597eeb85c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - はなさん» ありがとうございます。そんな事言われたら描いた甲斐がありました!笑 (2016年9月23日 0時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
はな - トプ画素敵ですね!!これかも頑張って下さい〜 (2016年9月17日 11時) (レス) id: 483a42642f (このIDを非表示/違反報告)
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