検索窓
今日:14 hit、昨日:4 hit、合計:65,485 hit

第15話 ページ17

「…椿、人を殺してるのか?」



ドクンッ



突然思い出したくない過去の記憶がノイズのように流れ出した。


心の隅に隠した恐怖心が、再び溢れ出した。


『っ…ぁ…なんで…っ大切な人を…?』

「ぁ…A?」


あの日の残忍な出来事はもう思い出したくないのに。


胃が捻切れそうな感覚になる。


精神的に追い込まれているのか、訳も分からず本音を吐き出した。


『何で人を殺すの!?何で吸血鬼は幸せを奪っていくの!?関係の無い人達を殺して楽しいの!?
そうやって…そうやって僕の家族達も殺していったのかよ!!殺して殺して!?やめてよ!!』


自分では何を言ってるのか分からないくらい混乱していた。


「Aの…?」

「へぇ…家族が吸血鬼に殺されたんだ?─あはっあははははは!!あはははははっはははは!!…あー…何にも面白くない」



グイッ



『っ…!!』



椿は僕の胸倉を掴み上げた



「不幸話より面白い話をしようよ。

吸血鬼vs吸血鬼でパレードのように騒ごう
戦争の燃料に人間の血が必要なのは仕方のない事

スリーピーアッシュ、オールドチャイルド、ダウトダウト、ザ・マザー、ロウレス、ワールドエンド、オールオブラブ
七人全員集めてよ

…"参列者"が多い方が"先生"もきっと喜ぶ。君の不幸話よりこっちの方が面白いでしょ?」

『!…なんで…』



混乱している僕の見間違いかもしれない、でも見間違いじゃなければ



『…椿はなんでそんな悲しそうな顔をしてるんだ…?』

「っ…!」



椿は一瞬固まり、その隙に椿から距離をとる。


首が締まっていたからか喉がとても苦しい


混乱も少し収まった。


「A!大丈夫か!?」

『えっ、うーん…大、丈夫だよ?』



ヘラっと笑い大丈夫とポーズをとる。


勿論笑う余裕など無い。


真昼には心配をかけたくない、吸血鬼にも関わらせたくない。


誰も失いたくない。



僕のように、なってほしくない…





──────────
なんだろう、私が書くと主君凄い貧弱((

更新遅れて本当にスイマセン!ネタが浮かばなくて…

もう一話は後日余裕があれば更新しますので!本当にスイマセン

お詫びに今度主君描いときます((

イズちゃんにも…本当に申し訳ない(´;ω;`)

第16話→←第14話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (200 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
269人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Alisu - イラストがやばい!やばい!(←語彙力皆無)イケメンww更新頑張って! (2018年7月29日 17時) (レス) id: 0c24298da2 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - ルツさん» ありがとうございます、更新頑張ります!! (2016年12月20日 19時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ - 同感です!!トプ画とても綺麗ですね!更新頑張ってくださいね (2016年11月15日 16時) (レス) id: 0597eeb85c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - はなさん» ありがとうございます。そんな事言われたら描いた甲斐がありました!笑 (2016年9月23日 0時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
はな - トプ画素敵ですね!!これかも頑張って下さい〜 (2016年9月17日 11時) (レス) id: 483a42642f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白銀イズ&ライラ x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年8月26日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。