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第9話 ページ11

「!?」
『うわぁ!』

どうやらあのあと寝たみたいで真昼の音につられて起きたみたいだ。

「…俺の部屋?えっ…」
『うん、そうだよ?あっ、何か変なところでもあった?』
「い、いや…って、なんでAが俺の部屋に?!」
『あぁ、昨日真昼たちを連れて帰ったのはいいんだけど、疲れて寝ちゃってさー・・・
 ほら、これが証拠のクロです!!』

そう言って僕は真昼に寝ボケ状態のクロを見せる

「やめろ___まだねみ___・・・
 せっかく今・・・大冒険の末に最高の枕を手に入れる夢を・・・」

「どんな大冒険だよ」

『まぁまぁ。夢じゃないってこと、これで分かったでしょ?』

そう言うと、真昼の顔はどんどん青ざめていくように見えた。
もしかしたら、昨日の龍征のことを心配してるのかな?

『あのね、真昼。昨日の龍征のこt「A、クロ!今すぐ学校に行くぞ!!」・・・』

話、遮られました。

〜学校〜

バンッ
「龍征!?」

扉をあける豪快な響きに真昼の音も加わる。

『待って・・・真昼・・・。だからさ・・・』

全力ダッシュの真昼を追いかけてたおかげで僕には体力など残っていない。
無論、真昼は僕の音を聞こうともしない。

「おー真昼にA!もう昼休み…」

僕たちの音に反応した桜哉が話しかけてきた

「桜哉っ・・・お前だけ!?龍征は!?」

『だから、真昼・・・話を聞いてってば・・・』

そんな真昼の声を聞いた桜哉はこんなことを言い出した。

「あ・・・・・・・・・あ__________・・・」

ものすごく暗い表情をして後ろめたい空気を醸し出す桜哉。
でも、これはお得意の嘘だね。

だって、後ろには・・・

「桜哉!コロッケパン、これでいいんだろ!!」

本人がパンを持ってきているんだから。

「龍征!?首…平気なのかよ!?」

龍征の首の包帯を見て心配する真昼。

『だから、真昼。僕の話を聞いてってば!!』

いよいよ僕のいらつきも限界突破し、真昼に向かって大声を出す。

『龍征は昨日事故にあったってさっきから何度も説明しようとしてたじゃん!
 龍征、昨日は大丈夫だった?そして虎雪、メールありがとね!』

「えっ・・・Aまで何言ってるんだよ!昨日あったのは事故なんかじゃないだろ!?
 手品師が襲ってきてっ、そいつが吸血鬼で・・・!!」

「手品師が吸血鬼ー?もー真昼まで桜哉みたいなこと言ってー」

「つーかそもそも昨日は真昼は一緒じゃなかったろ?」

真昼の思考に不確かな事実が残った。

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Alisu - イラストがやばい!やばい!(←語彙力皆無)イケメンww更新頑張って! (2018年7月29日 17時) (レス) id: 0c24298da2 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - ルツさん» ありがとうございます、更新頑張ります!! (2016年12月20日 19時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ - 同感です!!トプ画とても綺麗ですね!更新頑張ってくださいね (2016年11月15日 16時) (レス) id: 0597eeb85c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - はなさん» ありがとうございます。そんな事言われたら描いた甲斐がありました!笑 (2016年9月23日 0時) (レス) id: 7e1ac2f6b8 (このIDを非表示/違反報告)
はな - トプ画素敵ですね!!これかも頑張って下さい〜 (2016年9月17日 11時) (レス) id: 483a42642f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白銀イズ&ライラ x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年8月26日 12時

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