【銀魂】警察庁から真選組に来た女

-22-お花見篇↓ ページ25

［No side］





A「お花見？」



近藤「あぁ！」






あれから1ヶ月、世間はちょうど花見の時期で、今日2、3日が見頃らしく、真選組でも行こうという話が出ていた。






A「いいのかい？そんな、のんびりしてて。」



沖田「いいんですよ。攘夷浪士たちも花見だ酒だで緩んでるらしく、ここ最近行動は見られやせんし。」



A「………いつ行くんだい？」



土方「明日だ。」



A「本当に急だね。……どうしてこんなに唐突なんだい。」







そんなAの質問に対して、近藤が、
お妙さんたちが、明日花見行くらしいから俺達も参加しようと思って。と、デレデレしながら答えた。







A「お妙さん……？」



土方「万事屋の眼鏡の姉貴だ。この間眼鏡には会ったんじゃねーのか。」



A「………眼鏡って新八くんのことかい？
なら、会ったよ。」



沖田「あれ。いつの間に知り合いになってたんですかィ？」



A「ちょっと助けてもらってね。」





Aは、それなら是非会ってみたい。と言い全員で行くことが確定した。
いやぁ、楽しみだなぁ。と早くもうつつを抜かしている近藤。土方は、血祭りの予感しかしないようで今から「気をつけてくれよ。」と念を押している。

はてさて、どうなるのやら。









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明くる日。場所は変わって花見の人々賑わう川沿い。
酒に酔って踊り狂う大人や走り回る子どもたち。平和を思わせる一時である。






A「うわぁ、凄い人だねぇ。」



沖田「これ、空いてるんですかィ。」



山崎「大丈夫です！！きちんと場所取りしましたから！！」



沖田「本当かィ？ミントンやってたんじゃねーのか、ミントン。」




山崎「や、やや、やってませんよ！！」






こっちです。と、冷汗を流して完全に焦っている山崎が席へと案内する。

が、目の前に広がったのは大きなシートの上に座って花見を楽しむ四人と一匹だった。

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沖田総悟

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