-126-サプライズ篇↓ ページ1
［No side］
新八「おはようございます。」
師走のある日。江戸にも本格的な寒さが広まり、厚着をする人も増えてきたこの頃。かぶき町の人々はそんな寒さにも負けず、相変わらずの賑やかさを保っている。そんな町に位置する万事屋の扉も、今日も変わらずメガネの声が響いた。
A「おはよ。新八。今日はいつもより早いね。」
新八「あれ？Aさん？おはようございます。
結局、泊まったんですね。」
そう聞く新八に、Aは軽く返事を返したあと、「駄々こねられてね。」と薄くため息を溢した。そんな彼女に、新八も察したように「お疲れ様です。」と口元に苦笑いを浮かべて言った。もちろん。駄々をこねたのは、言わずもがな銀時である。
説明すれば長くなるが、ようは月末による久々な彼女の非番を何処かで聞いた銀時が、彼女に万事屋で過ごせと言い張ったのだ。頑固さではAも負けはしないが、結局泊まったところを見ると彼女もなかなか甘いようである。
新八「というか、銀さんまだ起きてないんですね。」
A「？依頼あるのかい？」
新八「いや、依頼は聞いてないんです。ただ、昨日の夜突然電話掛かってきて。」
ーーー明日は早く来いって。
なんなんでしょうね。と半ば呆れ気味な笑顔で未だ布団の中で鼾をかいて爆睡中であろう彼の部屋を見る。
Aは、早く来ることも聞かされていないし、そもそも銀時がそんな電話をしていた覚えもないので甚だ疑問であった。
そんなやり取りをしていれば、襖の開く音と共に、眠たげ気な声が聞こえた。
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やすは☆(プロフ) - 白桜姫さん» 白桜姫様、コメントありがとうございます。そして、名前の件もありがとうございました。修正させていただきました。引き続きよろしくお願いします。 (2018年12月7日 20時) (
レス) id: ad93f3ea05 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 名前固定になってますよ。続き楽しみにしてます^ ^ (2018年12月7日 16時) (レス) id: 6519ad1531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やすは☆ | 作成日時：2018年12月5日 15時
