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今から2ヶ月前。ほんの少し前。


何処を見ても桜に、真新しい制服に身を包んだ新入生がキラキラとした笑顔で通り過ぎて行く。


その中心を歩く私もキラキラとした笑顔だった。




「おめでとうございます。妊娠、されていますよ」



さっき病院で言われた言葉。


家に帰って報告したら彼は泣いて喜んでくれて。

もしかしたらって、不安は直ぐに飛んでいった。






幸せだった。

世界が輝いて見えた。






でも、その2か月後だった。


その幸せが崩れ去ったのは。

結局、幸せなんてすぐに終わってしまう儚いものだと気付いた梅雨のジメジメしたある日の事だった。




外は雨が降っていた。


私は広すぎる部屋に一人ぼっちだった。







「誠に残念ですが余命半年です」






***


※更新遅め
※捏造、可笑しな点有り
※無意味、又悪意ある低評価はやめて下さい執筆状態:完結










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RURU - 初めまして。胸がとても暖かくなるお話で感動しました。続きを楽しみに待ってます!こらからも頑張って下さい! (2018年7月29日 17時) (レス) id: b7492cc28b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふにゃた | 作成日時:2018年7月17日 23時

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