５２話 ページ5
コ「な、Aこれは？」
シャ「シッマそれどこから持ってきたんwwトントン殺す気やんww」
シッマがどこからか引っ張り出してきたのは世間でいうところの所謂「童〇を殺す服」なる、胸元が大胆に開いたもの。
貴「ちょ、っと私には難しいかな……！！」
さすがにそれを着る勇気などないので、全力で却下する。
一方離れたところでは鬱さんが何やら１人でうんうん言っていた。
鬱「……うーん、これもええなぁ、あ、でもこっちも……！！」
彼は彼で、淡い水色と深いネイビーブルーのスカートを手に取って、えらく真面目に悩んでいる。
こちらに比べれば比較的まともなチョイスだが……何であんなに真剣なのだろうか。
貴「……私こっちのでいいです……」
そういって、できる限りシンプルなトップスとパンツを手に取った。実のところ、年中無休の私には私服なんて概念はほとんど無く……可愛らしいカーディガンや、フリルのついたブラウスなんていったものは正直手が伸びないというのが本音である。
が、そんな私の気も知らず、２人は容易く私の提案を却下して次々と服を私の目前に持ってきた。
が、結局買う気にはなれず二人の勢いに流されるまま苦笑いしていると、
鬱「Aちゃん、ちょっと」
ちょうど２人が新たな服を探しに行ったタイミングで、鬱さんに呼ばれた。
長く留まっていたその場から逃げるように、ひらひらと手招きする彼の元へ行けば、
鬱「ちょっとこれ着てみてもらってもええ？サイズとかも確かめたいし……」
そう言われて服やら靴まで一式揃ったものを手渡された。
パッと見たところ、派手すぎず、過度な露出部もなく……問題は何も無さそう……か。
鬱「何、もしかして疑っとる？w」
図星をつかれて声が出そうになったが、慌てて誤魔化すように否定して、彼に向き直る。
貴「……着てみます。」
鬱「ん、OK。じゃあ、えーと、すいません」
了承の返事をするや否や、鬱さんが呼び止めた店員さんに連れられて、ベージュのカーテンに仕切られた試着室へ。
鬱「終わったら呼んでな。俺、ここら辺で他の服も見とくから。」
貴「……了解です。」
彼がこちらに背を向けたのと同時にカーテンをしっかりと閉めて、足音が遠ざかるのを確認し、着替え始める。待たせるのも申し訳ないし、出来るだけ手早くせねば。
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白(プロフ) - Aさん» ありがとうございますー！頑張ります……！ぺ神さんですね、なるほど了解です！次に書くメンバーはもう決まっているので少し待たせてしまうかもしれませんが、それでもよろしければ楽しみにお待ちください！ (2017年5月7日 23時) (
レス) id: c55b05b230 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 更新お疲れ様です。毎度楽しく読まさせていただいてます。これからも無理せず頑張ってください！※お忙しいかもしれませんが、良ければでいいので、ぺ神さんをお願いしてもよろしいてしょうか？ (2017年5月7日 19時) (レス) id: 4282ae076a (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ぶらっきーさん» ありがとうございます……！そう言っていただけて嬉しいです！今後も亀さんペースですが、更新楽しみにしていてください！ (2017年5月7日 14時) (レス) id: c55b05b230 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 橙さん» ありがとうございます…！応援に応えられるよう、自分のペースで頑張っていきたいと思います……！ (2017年5月7日 14時) (レス) id: c55b05b230 (このIDを非表示/違反報告)
ぶらっきー(プロフ) - 続編おめでとうございます〜！とてもすきな作品の一つです！これからも無理せず更新頑張ってください(*´∀`*) (2017年4月26日 8時) (レス) id: 2c4c656bf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2017年4月23日 22時
