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【Aside】
『そこ、踏み込みが甘い』
『銃しっかり握らんと
……こうやって取られるで?』
『今の動きは一間遅いな』
来島「くっ……!!」
指導開始から数十分
最初はそこら辺を歩いていた隊士を引っ張ってきては
相手をさせていたが、
実力差が凄かった為自分が相手することに
銃を構えるまた子ちゃんと向かい合いながら
口出ししていく
『はい、一本』
来島「ッくーーー……!
やっぱり強いッスねAさん……
これで8連敗ッス……」
『いや、自分もたまに危ない時あるしな
また子ちゃんはやっぱ強いわ』
来島「軽々と弾丸避けたり斬ったりするAさんに
言われるとちょっと嬉しいッスね……
Aさん、結構動く上、身体柔らかいッスね
参考になるッス!!
出来る気はしませんけど!
さ、次お願いするッス!!」
『え、まだやるん??
いつまで続けるつもりなん?』
まだまだお互いに動けそうだが、
少しづつでも休憩しとかないと後がきつい
こんなに動いた後の筋肉痛なんて地獄だぞ
万斉「ならば休憩がてら拙者と一手交えるか?」
『うわっ、万斉
どっから沸いて出たんや』
万斉「そんな虫みたいな扱いをするな
何やら隊士達が騒いでいたのでな、
様子を見に来たでござる」
来島「隊士達が騒ぐ?」
万斉「また子を何処の誰かも分からぬ女子が
やり合っているとな
案ずるな、誤解は解いておいた」
来島「誰すかそんな事言ったの!
Aさんには相手して貰ってるんス!!」
『それにな万斉
休憩がてらアンタと一手って、それ逆効果なんやけど』
万斉「む、そうか?」
来島「ま、まぁ確かに……
でもAさんと万斉先輩ってどっちが強いんスか?」
『ん〜……どうなんやろ』
万斉「言われてみれば、
刀を交える事は何度かあったが、
決着はいつもあやふやになっているでござるな」
来島「折角なら見てみたいっス!
万斉先輩とAさんのタイマン!!」
あれ、なんか不味い流れになっている気がする
また子ちゃんは兎も角、
万斉相手に手合わせはもはや手合わせじゃなくなる
万斉「よし、A
久々に一手頼むでござるよ
手加減はせぬ」
『……まぁ、程々に頑張ろ』
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岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜!ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…!更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:か。 | 作成日時:2022年11月12日 23時