439 宇宙旅行……？ ページ20
【Aside】
『…………ぅ、…………？』
息苦しさに意識が浮上する
目を開ければ、見慣れない天井
身体には毛布がかけられており、
どうやら寝かされているようだ
……何処だここ
高杉｢……目ェ覚めたか｣
『ん？……晋助？』
身体が異常な程怠く、視線だけ動かしていると
部屋の隅から低い声がかかった
其方を見れば、窓枠に腰をかけ、
此方を見遣る晋助と目が合う
『……ここは？』
高杉｢俺の船だ
……お前ェ、熱出してぶっ倒れたんだよ｣
『……あぁ、せやったっけ？
……言われてみれば確かにそんな気ぃするわ』
高杉｢おい、起き上がろうとしてんじゃねェ
大人しく寝てろ｣
『うわっ』
頑張って上体を起こそうとしていると、
隣に来た晋助に肩を押し戻される
……てか、ぶっ倒れたって事は、
ここまで晋助が運んでくれたのか
うわぁ、申し訳無いな
だって自分より背高いやつ担いで来たんやろ？此奴
後からなんか集られそう
高杉｢てめェ今余計な事考えただろ｣
『アンタはエスパーか
……いや別に可笑しな事は考えてへんけどな』
高杉｢……悪かったな｣
『……ん？
え、何が？』
いきなり零された謝罪の言葉に一瞬反応が遅れる
当の本人はそっぽを向きながら目を合わそうとしない
本当に謝る気があるのかは知らないが、
晋助が謝ったって事だけで驚きなんやけど
『なんで謝っ｢失礼する｣』
晋助に謝罪の意を聞こうと口を開いた時、
部屋の扉が開いた
『お、万斉』
河上｢起きていたでござるな
晋助が意識の無い主を運んできた時は肝が冷えたぞ｣
来島｢Aさぁぁぁん！！
目ェ覚めたんスね！！良かったっス！！！｣
武市｢また子さん、
病人の前で大声を出すものじゃありませんよ｣
ぞろぞろと入ってくる3人組
また子ちゃんは此方へ駆け寄ってきてしがみついてくる
………重い
『なんか変に心配かけてもうたみたいやな……すまん
晋助、自分は1人でもええから家まで送って……』
河上｢……晋助？｣
『ん？』
河上｢………いや、気にするな
それよりもA、今ここは宇宙でござる
直ぐには帰れぬぞ｣
『………はっ？』
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岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (
レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜！ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…！更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：か。 | 作成日時：2022年11月12日 23時
