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【Aside】






『………で、なんでこうなんの?』





高杉「あ?何がだ」





『いやどう考えてもおかしいやろ

さっさと離れろや阿呆』






晋助の部屋に戻ってきてからというもの、

あれよこれよと言う内にまた晩酌に付き合わされている


いや晩酌に付き合うのは別にいいが、

なんでこうも距離が近いのか







高杉「いいじゃねぇか、お前ぇも録に抵抗しねェ

…………むしろ狙ってんのかァ?」





『なわけあるか………


また誰か来たらどうすんねん

万斉みたいに弁解すんの面倒臭いんやけど……』





高杉「別にほっときゃいいじゃねェか」





『ほっとけるかこの馬鹿』







神威「やっほーーー!!

遊びに来た…………って、なにしてるの?」





『あぁほら面倒臭い事になった……』






腕から抜け出そうとしていると、

この時間帯にそぐわない元気な声と共に

勢いよく扉が開いた


そして視線が合ったと思えば、

陽気な雰囲気から圧のある雰囲気へと変わる笑顔







神威「ねェ、俺の質問に答えてよ

何してるの?晋助」





高杉「見て分かんねェか?」





神威「…………」




『あーもー、なんでンな煽るように言うかな……


神威くん、

これは晩酌に無理やり付き合わされてるだけやからな』





神威「そんな距離で?」





『いや十分おかしいとは思ってるからな

此奴のゴリラ並の筋力が厄介やねん』





高杉「誰がゴリラ並の筋力だ」





『いだだだだだだだ』






脇腹を抓られ、地味な痛みが走る

やり返し方小学生かコノヤロー







神威「……ふ〜ん……

じゃ、俺もその晩酌とやらに付き合うよ」





高杉「ガキは寝てる時間じゃねェのか?」





神威「ガキじゃないよ


それに、俺達は夜の兎

今の時間は俺達の狩りの時間でもあるんだよ?」





高杉「…………狩り、ねェ……」







にこにこと笑う神威くんと、

じっ、とその笑顔を見つめる晋助


なんだか不穏な雰囲気が漂い始めた

今ここで二人がやり合ったら間違いなく船沈むぞ







『よっ……と!!!』





高杉「っ!?」





神威「んぐぐぐ!?」





『さ、子供は寝る時間

ほんで大人も寝る時間


船沈まされたらたまったもんじゃないしな』






パンパンと手を払いながら立ち上がる


足元には酒瓶を口に突っ込んだ神威くんと晋助が

大人しく寝てろテロリスト共

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岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜!ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…!更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:か。 | 作成日時:2022年11月12日 23時

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