情報屋。-拾-【銀魂】

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【Aside】







それから、好きな食べ物、好きな本

最近あった面白い事や楽しかった事


他愛の無い話をしては笑いあって時間を潰した







『んふ、なんかこんなに自分の事話すのも

なかなか無いから楽しいわ』





来島｢ご、ごめんなさい……

ちょっと質問攻めしすぎたっスね｣





『いやいや、楽しかったで


他に知りたい事は無いか？

答えれる範囲ならいくらでも質問してええよ』





来島｢っじゃ、じゃあ最後の質問ッス……！

Aさんはどんな人がタイプなんすかッ！？｣





『うわ、勢い凄いな

……好きなタイプって事か？』







距離を詰めてきては一際目を輝かせるまた子ちゃん


この感じは、多分好きな異性

それも恋愛的な 好き を意味してるんだろう







『んん、あんまりそんな事考えんからなぁ……

好きなタイプか……』





来島｢はいっス！


Aさんが男を好きになる姿が想像できなくて、

ちょっと聞いてみたかったんス！｣





『それは確かに自分でも想像出来んな』







自分は、好きな奴にどんな風に接するのか

どんな顔で笑いかけるんだろうか


……マジで想像出来んな







来島｢で、どんな人がタイプっすか！？

あ、全然答えたくないとかだったら別に、｣





『考えるの楽しいし答えたくないわけでもないで？

ただいきなり聞かれると思い浮かばんなぁ〜』







銀時、土方さん、近藤さん、桂くん、

坂本くん、高杉に万斉


まぁ、ここら辺は年の差があるが

新八くんや総悟くん、神威くん



色んなタイプの異性が周りにいるが、

正直自分が一人一人どう思っているのか分からない


……まぁ、でも







『……やっぱり、芯があって強い奴がええかな』





来島｢なんかAさんらしいッスね……

どのくらい強い人がいいっスか？｣





『細かく聞くな〜？


まぁ、自分の知らんトコで死んで欲しくないからな


自分の身程度は護れる奴、

尚且つ自分と一緒に居って死なん奴


んで、自分より強かったら更に惚れるな』





来島｢う、Aさんめちゃくちゃ強いっスよね……？

あ、でも晋助様なら……｣





『さぁな、お互い全力で戦った事はないと思うし

晋助とンな事やってたらどっちかが死んでるわ』





来島｢ま、まぁ確かに……

じゃあ今まで好きな人とかは……？｣





『んん、残念ながら』





来島｢そうッスか……

あ、なんか変なこと聞いちゃってすいませんッス！！｣

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