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【Aside】







信女「……いいえ、この先を右よ」





『あれ、せやったっけ?』






刀を鞘に納めながら、そう訂正される


あんまドーナツ屋とか行かんし覚えてないわ








信女「貴方も流石ね

今のは確実に殺したと思った」





『……ま、暗殺剣ってのはよく知ったモンや


アンタは自分がそうやって事も知ってそうやけどな』












信女「……貴方は何処まで知っているの?


何処まで見据えているの?」





『……』





信女「……あの人、松よ『電話鳴ってるで』……」






そう言って信女ちゃんの言葉を遮ると、

信女ちゃんは一瞬押し黙った後、携帯を取り出す







信女「……何、異三郎

今取り込み中


…………そう、分かった」





『ん、……佐々木くんか

意外と動くの早かったなぁ奴さん達』





信女「ええ

行きましょう、A」





『いや自分行く必要無いやろ


て、ちょ、引っ張んな』







ぐいぐいととんでもない力で袖を引かれる

着物破れそうなんやけど



頑張って踏みとどまっていると、

信女ちゃんを迎えに来たらしい見廻組のパトカーが来て

後部座席へと押し込まれた







信女「飛ばして」





「はっ!」





『ッいや飛ばしすぎやろ!!

スピード違反でとっ捕まるぞ!!』





信女「私達が警察だもの」







無理に押し込まれ直ぐにエンジンを飛ばされて、

シートベルトも何もしてないお陰で後頭部を強打



急ぐ気持ちは分かるが、

警察なら最低限の安全運転位してくれ

















『……、………』






その後、

十分程最悪なジェットコースター気分を味わっていれば

到着したのは廃れたビル




ホンマになんで連れて来られたん


もう一歩も動きたく無いんやけど








佐々「総員出撃だ」





近藤「まっ……待て佐々木殿!!

アンタ弟を見殺しにするのか!!」









『……お、』






後部座席で伸びていると、

外からそんな声が聞こえてきた


丁度バチバチしている時に乗り込んで来てしまったらしい






『なァほんまになんで連れてこられたん?


どいつもこいつも、

毎度毎度ノリで巻き込んでくんのやめてくれへん??』





信女「煩い」





『ちょ、……相変わらず物騒やな』







文句を垂れていると、横から真剣が振られ黙らされる

息の根止めたくなる程煩かったのかすまんな


でもホンマに帰りたい

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岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜!ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…!更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:か。 | 作成日時:2022年11月12日 23時

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