情報屋。-仇 [番外編]-【劇場版銀魂完結編】

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【銀時side】







……違う方の俺に酒を振舞った


んで、酔い潰れてる？



てことは、じゃあ、








銀時｢(今日此処に、俺来ないの！？




ひょっとして……ひょっとしてッ、


厭魅まだぴんぴんしてるのォォォ！！？)｣







戦場の中心に鎮座する船の上には、

ずらりと並ぶ白装束の奴らと厭魅が







銀時｢何してくれてんだァァァ！！

折角未来変える為にここまで来たのにィッ！｣








｢おいアレを見ろ！！

白夜叉だァ！！｣






｢白夜叉の首を獲れェ！！｣








グラサンに掴みかかっている間に、

俺達に気付いた天人達が一気に向かってくる








銀時｢どうしてくれんだァ！！

変わんねェどころが、未来はもうお終いだァァァ！｣






長谷川｢未来ならもう変わったさ｣






銀時｢！？｣






長谷川｢だから俺は此処にいる


お前ェの救ってくれた未来からこうしてまた、

懐かしいアホ面拝みに来たんだ｣






銀時｢……俺の救った、未来？


……ッ！？｣







上手く言葉を飲み込めず、瞬いている時、

目の前の天人が吹き飛んだ








｢そう、だから僕らは此処にいる｣






銀時｢！｣








聞き慣れた、彼奴らの声



ばっと振り向けば、

此方を真っ直ぐと見るガキ二人と一匹が









新八｢アンタが取り戻してくれた、平和な未来を｣





｢｢ぶっ壊す為に｣｣








驚いている俺を他所に、

口を開く新八








新八｢銀さんがその命を賭して未来を繋いでくれた


だったら僕らは、｣






神楽｢その未来で銀ちゃんを取り戻すネ｣






定春｢アン！！｣







銀時｢て、てめぇら……

そんな真似が出来ると思ってんのか

俺達だけで ｢出来るさ｣ ……！！｣









桂｢お前はもう、一人では無いのだからな｣






お妙｢呪われた過去だろうと、未来だろうと

此処には、万事屋がいるんだから｣








ガキ共の後ろから現れたのは、

お妙にヅラ、真選組に柳生家、百華、………


その手には[万事屋銀ちゃん]の文字が書かれた旗が







たま｢約束しましたよね

貴方の思い、その魂は私がきっと届けるって｣







呆気に取られる俺に声を掛けてきたたまの脇には、

時間泥棒の頭が抱えられていた







銀時｢たま、お前ェが……！｣

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