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【銀時side】
「「……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
一瞬の沈黙の後、騒がしい声が耳を劈く
うるせーな、何時だと思ってんだ
神楽「何訳の分かんない事言ってんのアンタ!!
なんでアンタみたいなのと!!」
新八「寝言は寝て言え!」
銀時「銀さんのやり残した仕事をやり遂げたいんだろ?
俺なら力になれるって言ってんのさ
だからお前らも俺に力を貸せ」
とりあえず一旦黙った二人にもう一度向き合う
銀時「実は此処に来た時に相棒がぶっ壊れてな
そいつを直す為にも源外のじーさんに会わなきゃならねぇ」
新八「それが銀さんのやり残した仕事と
何の関係があると言うんだ」
銀時「さぁな
そいつァ今んとこ俺にも分からねェ」
新八「ふざけるな!!ッそんな馬鹿げた事に
俺達が付き合うとでも思ってッうおっ!?」
新八を押し退け歩み寄ってくる定春
手を伸ばせば擦り寄ってきた
銀時「付き合うさ
だってお前ら万事屋だもんな」
神楽「……なんで、定春が……」
銀時「…………A、」
神楽「!」
銀時「……彼奴もその内帰ってくんだろ
……んじゃ、よろしく頼むぜ」
━━━━━━━
ひょいっとビルとビルの隙間を飛び越えては駆け抜ける
時折見える隙間の底には、
無数に転がる人の影が
『……』
風に揺れるは黒々とした長い髪
琥珀の瞳は、
冷たく光る月へと向けられている
『……間に合わんかった
……ごめん』
約束したのに
アンタが残した最後の約束、……願い
『……ここまで来たんならとことんやるさ
こんな馬鹿げた世界で、な
ま、元々相当な無茶ぶりだったし
二、三発は殴らないと気は済まんからな
……あの頃を取り戻して、』
切なげに揺れていた琥珀がすぅっと閉じられた
月夜に照らされるのは、
怪しげで妖艶な微笑み
『………あの頃の名で』
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か。(プロフ) - 村瀬さん» 削除もしくは非公開を求めたところ、削除して頂けるとの事でした。ごご報告ありがとうございました…!! (2022年10月14日 23時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - か。さん» いえいえ、やはりそうでしたか。 タブを残しておいたんですけど、ページが削除されていたので解決されたのでしょうか。もしそうなら良かったです。 続篇、楽しみにしています。頑張ってくださいね (2022年10月14日 23時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» コメントありがとうございます。実は私も本日該当する作品であろうものを見つけ、とても驚いているところでした。許可等は一切しておりません。ご報告ありがとうございます…! (2022年10月14日 3時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - 初コメ失礼致します。陰ながら応援させていただいた者です。 じつは、この作品と似た内容の作品を発見しまして、許可を得た上での参考なのだろうか。と疑問に思いコメントさせて頂きました。必要であれば作品名も記載しますので、お返事待っています (2022年10月13日 23時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - mikaさん» ありがとうございます〜、続編はもう出来上がっているので、お休みが終わったら順次公開していきます✨️それまでお待ち頂けると幸いです。 (2022年10月7日 13時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:か。 | 作成日時:2022年8月28日 15時