検索窓
今日:284 hit、昨日:57 hit、合計:367,895 hit

5・ ページ6

【万事屋side】






新八「ここの階段も結構長いですね……」




銀時「勘弁してくれよ…マジで疲れたよ俺ァ……」




神楽「1階に戻って壁ぶち壊した方が

早かったかもしれないアル……」






ダラダラと歩き続けて早15分


屋敷の壁や天井を伝った形で通路が続いているのだろう


屋敷が大きすぎる為

結構歩いているがなかなか出口が見えない






新八「なんかさっきから心做しか揺れてません?」




銀時「気の所為だろ…

疲れてんだよぱっつぁん……」




神楽「しっかりしろよ眼鏡ぇ…」






新八「あ、」




銀時「……」






大きい音と共に天井が抜け、通路が塞がる

それと同時に場にそぐわぬ声も聞こえてきた





『ふぃ〜、終わったなぁ

後はお持ち帰りするだけや』





十数分前まで一緒にいた奴の声だ






銀時「……何してくれちゃってんだよお前ェ!!


なんなのさっきから!?!?

嫌がらせですかコノヤロー!!」




新八「また出口なくなっちゃったじゃないですか!!!」




『えっ、まだいたん?

その通路10分もあれば余裕で抜けれるはずやで?』




銀時「は?扉なんてどこにも」




ガチャッ




神楽「……銀ちゃん、床にあったアル」




銀時 「……分かるかァァァ!!」






嘆いている万事屋の元に降りてきた男

その人物の格好を見て驚く






新八「ちょっと、血だらけじゃないですか!?」




『ん?……あぁ、大丈夫や

それよりもはよ出らんともっとめんどくさい事になるで』




銀時「誰のせいだと……」




『すまんって

ほら、早うそこから出よか』












やっと外の空気を吸えた万事屋





新八「すみません、ありがとうございました…」




『いやいやこっちこそな』




銀時「ほぼお前のせいだけどな……


んでさっきから引き摺ってるそいつ何?

大丈夫なの??それ」




新八「あんたが報酬に眩んで特に確認もなく

依頼承諾したからでしょ…」




『ちょっとお仕事でつきおうて貰うだけやから

大丈夫やで〜』




銀時「いやお前の心配じゃなくて

そいつの心配したんだけど……」





雑談をしながら歩いていけば見慣れた道に出る





新八「あ、ここら辺から分かります

あの出口からどう帰ればいいか分かんなくて…」




『ん、自分もこっちに帰るから気にせんといて〜』




銀時「あ〜あ、今日はもう寝よ」

6・→←4・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (144 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
500人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。