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【Noside】






神楽「じゃあな不審者」




新八「コラ!!

道案内までしてもらったのに……」




銀時「そういやまだアンタの名前聞いてねぇな」




『ん、Aや』




銀時「んじゃあA、

今度なんか詫びに奢れよ〜」




新八「ありがとうございました」




神楽「またナ!」





Aと別れ、

夕暮れに染まる歌舞伎町を歩く





新八「結局顔見れませんでしたね〜」




銀時「んだよぱっつぁん、気になんのか?」




神楽「デリカシーない眼鏡はモテないアル」




新八「いやいやなんで僕罵倒されてんの?

普通に気になりません?」




銀時「あー?

俺というイケメンが横にいたら恥ずかしくて

顔出せねぇんじゃね?」




神楽「逆アルな、横に並んだら

銀ちゃんが可哀想になるから顔出さなかったヨ」




銀時「神楽お前飯抜きな」




神楽「なんでヨ!!」




新八「ほら、万事屋に着きますよ

さっさと中入りましょ」




銀時「おー」











━━━━━━━━━


















『濃い1日やったなぁ』





賑やかでネオンに輝く夜の街、

歌舞伎町を眺めながら酒を煽る





『白夜叉も見れたし

なんや、想像と違った死んだ魚の目やったけど』





横には酒瓶

かなりの数があるが酔った気配は無い





『ええなぁ、歌舞伎町……久々に来て正解やったわ

ま、やっぱ天人は増えとるみたいやけど


……楽しみや、これから』





目線の先には、そこからの距離では決して見えない

万事屋の建物





『「万事屋銀ちゃん」ね……白夜叉、基、坂田銀時か

他にも癖のありそうな者ばっかやな、ここは』


うん、仕事も多そうやし、儲かるな』






かたん、と猪口を机に置けば

扉が軽く叩かれた





『はーい』




女将「失礼致します。ご注文の日本酒を」





転がっている無数の酒瓶に若干引きながら

新しい酒瓶を置いて去っていく女将さん





『なんや、いくら飲んでもええやろ別に……』





1人ブツブツと呟きながらその瓶を開けていく





『あ、せや』





立ち上がって押し入れを開ける






「……ッッ……!」




『ん、大人しくしとるな

お利口さんや』






今日連れ帰った攘夷志士の男






『ある程度情報も吐いてくれたし

明日帰したるからなぁ〜


……ま、それまで生きとったらな

んじゃ、おやすみぃ』










アブナイ情報屋

万事屋との出会い

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作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時

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