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34 お泊まり ページ35

【Aside】







手土産もしっかり揃え、屯所の前に着いた


の、だが





「…………」





長髪の男とペンギン?が閉められた屯所の門の前で

体育座りをし、こちらを見つめてくる





その手には


[ずっとスタンバってます]


と書かれたプラカード






ん、関わらないのが1番やな


冷たい目線を送った後屯所に入る



ちらっと後ろを見ると

体育座りのまま腕に顔をうずくめる男と慰めるペンギン





……なんでこの街の指名手配犯は

あんなに堂々としているんだろうか


ここ一応真選組の屯所前なんやけど



そんな事を考えながら皆がいる食堂に向かう


食堂に近づくにつれ、

賑やかな声が聞こえてきた







近藤「お、Aさん!待ってたよ!」




新八「Aさん、こんばんは!

すみません、先にご飯頂いてました」






食堂に入ると近藤さんと新八くんが挨拶してくれる






『こんばんはぁ

すまんなぁ、風呂だけ済ませて来たんよ


ついでにお土産買ってきたで』






テーブルに酒とつまみ、ジュースとお菓子を置く






神楽「流石A!!気が利くアルな!」




銀時「こりゃまたいい酒じゃねぇか

だがちと量多すぎやしねぇか?」




土方「んだよ、マヨネーズはねぇのかよ」




沖田「ある訳ねェでしょ土方さん

Aさん、隣座りなせェ」





手土産は喜んでくれたみたいだ

隣をぽんぽんと叩く沖田くんの横にお邪魔する






近藤「Aさん、昨日は遅くまですみませんねぇ

俺が寝てたみたいに色々片付いてたみてぇだ


知らねぇ間に総悟も偉く懐いてるみてぇで」




『気にせんでええよ、特に何もしとらんしな

復活しとるみたいで何よりや


にしても近藤さん、沖田くん懐いてくれとるん?

そうやったら嬉しいわぁ』






あんまり他の人と態度の差とかは感じ無い


ま、長く沖田くんと一緒にいる近藤さんが

言うのだからそうなのだろう






沖田「俺ァAさんのこと結構気に入ってやすぜ?」





無表情でポテチを頬張りながら沖田くんが言う


……懐いてくれてるんよね?コレ



まぁ可愛い事には変わりないのでとりあえず頭を撫でる

沖田くん髪綺麗でさらさらなんよ






撫でると気持ち良さそうに目を細める沖田くん


猫みたいだな






『可愛ええな〜』

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作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時

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