唐突な出会い ページ2
頭の中でぐるぐると考えると一人心あたりがあった。
もしかして、光…?
光は幼馴染で今や日本のトップYouTuberだ、高校に入ってから疎遠になっていたがこんなところで出会うなんて思ってもいなかった。
そうこう考えてるうちに光がコンビニから出てきた、私は慌てて声を掛ける。
「あの…光だよね?」
「はい?もしかしてファンの…ってA!?」
光は最初はファンの人に声をかけられたと思ったのだろう、営業スマイルでこちらを見てしばらくすると私であることに気づいたのか目を丸くさせた。
「めっちゃ久しぶりじゃん!なにしてんの?」
光は私が広告代理店に勤めていることを知っている、外回りだとしても昼前にぼんやりとカフェラテをすすっている私に疑問を抱いたのだろう。
私はバツが悪くなってつとめて笑顔で答えた、
「いやあ…それが仕事やめることにしたんだ」
「えっ、そうなんだ…ってA大丈夫か?」
泣きそうな顔をしてしまっていたのだろうか、光は慌てた様子で尋ねる。
「うーん…ちょっと大丈夫じゃないかも…」
力なく愛想笑いすると光はこう提案した。
「ところでご飯ってもう食べた?」
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シリカ(プロフ) - きゃんさん» ありがとうございます…!遅筆ですがしっかり完結させたいと思っております…!今後もがんばります! (2019年8月25日 20時) (レス) id: 715e177fed (このIDを非表示/違反報告)
きゃん(プロフ) - 更新待っていました!お忙しいとは思いますが、頑張ってください!楽しみにしています。 (2019年8月25日 5時) (レス) id: 68aae87022 (このIDを非表示/違反報告)
シリカ(プロフ) - もなさん» そう言っていただけてとっても嬉しいです!これからもがんばります…! (2019年7月9日 20時) (レス) id: 715e177fed (このIDを非表示/違反報告)
もな - シリカさんの文章 とても読みやすくて面白くて大好きです……!ゆっくりと更新を楽しみにしております (2019年7月9日 2時) (レス) id: 23768f9cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シリカ | 作成日時:2019年6月21日 15時