【消え失せていく信頼と絆】《銀魂》

第7訓 ページ10

あ｢ねぇ、そー君｣

沖田｢その呼び方やめてくだせェ
吐き気がしまさァ｣


あ｢うん…｣


沖田｢……何かしたんですかィ？
Aが上の空なんて珍しいや｣


あ｢うん…、さっき ちょっとね




杏実香ちゃんがね…｣


さっきあった事、買い出し行った時の事を沖田君に話した





沖田｢何がしたいでィ、アイツ
土方さんも頭おかしいや｣


あ｢沖田君は…信じてくれるの？｣


沖田｢当たり前だろィ？
アイツは今日来たばっかだ

A、アンタはアイツより先にいる
¨過ごした時間が長い奴¨の方が信頼性ありまさァ





まったく、土方さんは何考えてるんでィ｣


あ｢沖田君…｣



沖田｢何勘違いしてるんでさァ



アンタが落ち込んでたら、俺にも 感染っちまう｣


あ｢沖田君は相変わらずドSだね…｣



沖田｢もう落ち込むの やめなせェ
うざいでさァ｣


あ｢っ……、ごめん｣


沖田君の言ったこと、いつもなら流せるのに
何故か今日は 目がうるっときてしまった






人の目の前で泣きたくない、泣かない







そんなプライドを持っている私は、沖田君の隣から走り去った






確かに¨今の私はネガティブすぎて、周りから見ればウザイ¨と思われるだろう




沖田君の言っていることは 当たっているのに…






あ｢何で心にグサッときたかなぁ…









はは、私は まだ¨弱いんだ¨｣







ネガティブにならないように 頑張らないと






¨仲間を信じる事は 大切ですよ¨









いつか あの世に逝ったときに、先生に見せる顔がないよ…

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