【消え失せていく信頼と絆】《銀魂》

第4訓 ページ7

杏実香ちゃん(？)を屯所に連れて行き
近藤さんに一通り説明をした


てか、勝手に この子
自己紹介と 身内の話とかし始めてた


どんだけ真選組で働きたいの…




近藤｢そうか、そうか
そういうことなら、ここで女中として働いても いいぞ｣


杏実香｢ほんとですか！
ありがとうございますっ｣


近藤｢あぁ、そうだ
そこにいるAちゃんはな、隊士兼女中やってるんだ
何か分からないこととか あったら、聞くといい｣


あ｢鬼涙Aです
よろしく、杏実香ちゃん｣


杏実香｢よろしくお願いしますね？｣


近藤｢さて、他の隊士達にも紹介しないとな！
よしAちゃん、呼んできてくれ｣


あ｢合点承知之助です！｣



￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣



隊士A｢いきなり集まれ だなんて、どうしたんだろうな｣

隊士B｢また攘夷浪士が増えたとか？｣


隊士C｢おい、副長に怒られるぞ
静かにしろ｣






近藤｢皆、いきなり呼び出して悪いな
実はな


今日から新しく、女中として働くことになった子を紹介しようと思ってな｣


隊士D｢女中？
Aさんがいるのに｣


近藤｢Aちゃんは隊士兼女中だからな
1人で女中の仕事をするのは、大変だろう



さあさあ入ってきてくれ｣



杏実香ちゃんが入った瞬間、隊士達は¨ｳｵｵｵｵ!!!!¨と叫んだ




杏実香｢く、那瀬 杏実香です
今日から ここで働くことになりました！

よろしくお願いしますっ｣


隊士達｢よろしくー！！｣



隊士A｢なあなあ、杏実香ちゃん可愛くね？｣

隊士B｢確かに
でも、Aさんには適わないだろ｣


隊士C｢俺もAさん派かな｣

隊士D｢なんだよ、その ¨派¨って
アイドルじゃないんだから やめろよ


杏実香ちゃんがかわいそうだろ｣


隊士A｢だな、やめようぜ｣



杏実香｢…｣(聞こえてるっつーの
ブサイク隊士共が、何なのよ




ていうか、私の方が 断然可愛いに決まってるし


あんな媚び売ってるような子なんて、可愛くない







なのに何で皆、その子のとこに集まるわけ？
ムカつく！



普通 新しく入った子に集まるはずよ
皆、女を見る目ないのね








なんて納得できるわけないわ！






あの女 追い出してやる
いっそ江戸中の人達から嫌われるように、してやる！)




あ｢なんか寒気がする…｣

山崎｢大丈夫ですか？
あんぱん食べます？｣


あ｢もらっとくー｣←

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