【消え失せていく信頼と絆】《銀魂》

第16訓 ページ19

沖田side



部屋で昼寝をしてたら、救急車のサイレンの音が聞こえた





しかも近い








まさか近藤さんか杏実香に 何かあったんじゃ…




そう思った俺は音のする方へ向かった









向かった先は他の隊士達で いっぱいだった…が、最前線に行く事ができた





杏実香｢総悟君！｣


沖田｢杏実香！大丈夫ですかィ？｣

杏実香｢はいっ
料理してたら救急車の音が聞こえたので、走ってきましたけど
総悟君は大丈夫なんですねっ
よかったです！｣


沖田｢俺は大丈夫でさァ
つか、いったい誰が救急車を…｣

と俺が言ったのも つかの間




近藤｢皆 避けてくれｪｪｴｴｴ!!!!｣


近藤さんが大声で叫びながら ¨誰か¨を抱えてきた
そして救急隊員が ¨ソイツ¨をストレッチャーに乗せて 運ぶ









その運ばれていた奴は









¨A¨だった









見て分かる
顔色が悪い、苦しそう









その姿が なぜか姉上と重なる
髪型も髪色も、性格も 何もかも違うのに






すると いきなり杏実香が、

杏実香｢総悟君、あれは きっと天罰だよね…｣

と言った





は？何言って…




杏実香｢私に仕事押しつけるから 天罰が下ったんだね……｣





……確かに そうかもしれねェ
あれは ¨天罰¨なんだと俺は思った







心の奥底では 杏実香(コイツ)のこと 信じきれてねぇのに





沖田｢そうですねィ
アレは¨天罰¨でさァ｣









なんで

なんで





なんで そう言いきれた俺

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