校舎案内役員参上! ページ3
佐賀美先生と話した後、私はtricksterの皆に案内役のことを話しに防音室へ行った。
麗音「今頃、皆練習始めてるだろうな…。」
と、扉を開けると、そこにはアゲハさんの姿があった。
アゲハ「お邪魔しております。ダンスの振り付けに困っているようでしたので、trickster様の振り付けをお手伝いさせていたが来ました。ですが、麗音さんがいらしたのでもう安心ですね。では、失礼いたします…」
スバル「待って!アゲハさんのアドバイス、すっごく分かりやすかったよ。ありがとう。また頼っても良いかな?」
真「うんうん。なんか、凄くレベルアップした感じするよね!これならきっとfineにも圧勝だね!」
彼らは私の姿が見えていないかのように
彼女を褒める。
私がいらなくなったみたいに聞こえてくる。
そんな事思ってはいけないって分かっているのに。私より凄い人はこの世界に何人でもいるって、分かりきったことなのに…
胸がチクチクして痛い。
この感情はきっと……
嫉妬だ。
……。
………。
私がいなくても、きっとtricksterは
幸せになれたよ。
皆は転校生がいてくれたからって言ってくれた。でも、本当はそんなの嘘だったんだ。
麗音「…っあの、アゲハさん!私…今日からアゲハさんの校舎案内役をさせていただきます。早速ですが、校内を回ろうと思います!着いてきてください。」
聞きたくない。あんな話聞きたくない。
そう思った結果、一人でべらべらと喋っていた。そして一人で廊下を歩いていた。
アゲハさんは後ろで立って笑っていた。
アゲハ「……麗音さん。今、ちょっと嫉妬してたでしょ?大丈夫よ。私はtricksterには付かないから。さっき言ったとおり、振り付けに困っている人たちを助けただけ。」
麗音「……!!なっ!嫉妬しちゃ駄目なんですか!?私のことを知らないくせに、私の気持ちなんて知らないのにっ!……!ごめんなさい。私、あなたが来てから少し焦ってる。…頭冷やしてきますね。校舎の案内は明日にしましょう。」
本当に、今の私はどうしちゃったんだろう。
アゲハさんが来てから焦ってる。
彼女の上品さ、プロデュースの上手さ、
皆からの評価の高さ、
全てにおいてパーフェクトなあの人に
いつかこの場所を、私の居場所を取られそうで
守ろうとして、でも策がなくてどうしようって焦ってた。
今思えば、私だって彼女のこと何も知らない。
そのとき、私は佐賀美先生のことばを思い出した。
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 真緒と植物園に行くのを書いて欲しいです (2017年9月23日 7時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ヨシュア(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» あなた、他の作品にも訳のわからない文章をコメントしていますよね。なにがしたいんですか? (2017年9月7日 22時) (レス) id: 79e3295e29 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - マリイの言う通りだから真緒と植物園に行きたい (2017年9月1日 0時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 私もミリイと同じで花粉症の真緒嫌い 真緒が植物園に一緒に来てくれるならいいけど花粉症の人は植物嫌ってるし私を嫌ってるのと同じ植物も花粉も悪くない人の体が花粉は有害な物って勘違いしてるもっと植物あたったら温暖化防止出来る森林伐採の大半は花粉症の人のせい (2017年9月1日 0時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 真緒の事好きではあるけど晃牙の事も好きだけど 真緒と晃牙は花粉症だから二人が嫌いくしゃみでCO2倍出るしティッシュ使い過ぎで森林伐採されて環境破壊になるから許せない私植物達が友達だから (2017年9月1日 0時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白優梨 | 作成日時:2017年8月27日 18時