あんさんぶるスターズ！

初めまして ページ1

ガラガラ、と扉から入ってきたのは
私と同じ女子。
ということは……
アゲハ「ごきげんよう。わたくし、今日からプロデュース科に転入いたしました、アゲハです。どうぞ、よろしくお願いします。」
やっぱりそうだ。
私と同じプロデュース科の転校生さんだ。

椚先生「では、アゲハさん、麗音さんの隣の席へ座ってください。」

まさかの私の隣とは。
隣の席が空いていたのはそういうことだったのか。

アゲハ「ふふ、どうぞよろしくお願いしますね。同じプロデュース科の生徒として。」

麗音「よ、よろしくお願いします！」

それにしても、凄く上品な感じの人だ。
私とは比べものにならない。
話すだけでも、凄く緊張してしまう。
……！？
どうしてアゲハさんは私のことをプロデュース科だと知っているの？
佐賀美先生から聞いたのかな？


不思議なことがありながらもHRが終わった。

アゲハ「HR中ずっと緊張していらしたでしょう？緊張しなくて良いのよ？普通緊張するのはここが初めてのわたくしの方なのでは？ふふっ、あなた面白いわね。」

麗音「……あんまり笑わないでください！私だって、あなたみたいな上品な女性とお話しした経験がなくて凄く困ってたんですからっ！」

つい熱くなって話してしまったが、少し喋りすぎたかもしれない。
教室にいた生徒の皆が私に顔を向ける。

麗音「…ごめんなさい〜っ！」

私は慌てて教室を出た。
すると椚先生とすれ違い、

椚先生「佐賀美先生があなたのこと探していました。保健室にいるはずです。急いで行きなさい。」

麗音「っはい！伝言ありがとう御座います！」

私は急いで佐賀美先生のところへ向かった。

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