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さて、話は変わるけど私は全て知ってる。
この先の未来もずっと前の過去も、今をいきる人々が何をやっているのかさえ。
だから、フォボス症候群についても、この後起こる
未来は不確定要素だ。
もしも、で、誰かが行動を変えれば変わる。
でもね。私はあえて変えようとしない。
変えたところで一つ一つ『抑止力』が出てくるからだ。
でも、不確定要素だから変えようと思えば、『抑止力』に立ち向かえれば変えられる。
……私は、この前、響おねーちゃんと短が死ぬビジョンを見た。
響おねーちゃんは長と小幡さんを逃がし、奏おねーちゃんと共闘して奏おねーちゃんを庇って死んだ。
短は生物兵器に殺されそうになった長を庇って死んだ。
……この未来は止めようと思った。
でも、でも、その後の未来を見た瞬間、止めるのを止めた。
この後、
だから止めた。そっちの方が楽しいから。
死んじゃうのは悲しい。多分。死んだって聞いたり見たら泣く。ギャン泣きする。暫く立ち直れない。
多分、きっと、恐らく、否、絶対に未来を変えようもしなかった事を後悔する。
でも、あえて変えない。奏おねーちゃんや長、調に少しでも変わってもらわないと困る。
勿論、私も。
この先の敵がうんと! うーんと! 強くなるから。
他者の犠牲で強くなる。でも、その犠牲が無いと強くなれない。
奏おねーちゃんと
あれ以来奏おねーちゃんは変わったんだよね。色々と。
実は奏おねーちゃんの能力は始めから10の
始めは6だった。6つの
増える度に夢で死んだり傷付いたりする夢を見ることが多くなるんだけどねー……。
此方が見ていて辛いんだよ。
因みに『戦い』が終わったら新たに3つの
滅茶苦茶強いなぁ。
……ドロモスワークスカンパニーの総帥さんには劣るけど。
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