20. 或る爆弾 �� 中島side ページ23
中島敦side
「ふぁ……ここどこだ……」
孤児院の起床喇叭は？早朝点呼は？
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
うわわ鳴った！
ぼ 釦どれ！？
「は はい？」
太『やあ 敦君新しい下宿寮はどうだい？善く眠れた？』
そうか……僕は
「お蔭様で……こんな、大層な寮を紹介いただいて」
太『それは好かったところで頼みが有るのだが』
「？」
太『助けて死にそう』
あれから部屋を出、鍵を閉め、後ろを向けと
言われその通りにしてみればドラム缶に入ってる太宰さんの姿が
隣には女の人が居た
白い髪に顔の上半分を布で隠し、白をベースに水色の雪の結晶がかかれている浴衣を着た女の人だ。どうも真っ白だ
太「やあ良く来たね」
太「さっそくだが助けて」
「え……？何ですかこれ？」
太「なんだと思うね？」
「朝の幻覚？」
太「違う こうしたｼﾞｻﾂ法があると聞き早速試してみたのだ が 苦しいばかりで一向に死ねない…腹に力を入れてないと徐々に嵌まるそろそろ限界」
…………女の人と"目が合った気がした"
「あの、太宰さんその人は？」
太「え？敦君も昨日会ってるよ？」
？「こんにちは」
大人びた見た目からは想像もつかないかわいらしい声が聞こえた
「…え？会いました？」
？「えっ声で分かると思ったのだけれど……」
「？？」
雪「白菊雪姫です」
「えぇっ！？雪姫ちゃん？昨日と雰囲気が全然違うねどうしたの？」
雪「う〜ん話せば長い」
太「おーい二人共〜私のことをほったらかしにしないでくれ給えよ」
「ええ……でもｼﾞｻﾂなのでしょう？そのままいけば」
太「苦しいのは嫌だ当然だろう」
「なるほど？」
僕の名は敦
無自覚のまま『人食い虎』に変身し
暴れていたところこの人
太宰さんに助けられた
太宰さんはかの有名な異能力集団
『武装探偵社』の一員らしいのだけど…
「隣に雪姫ちゃんが居るのに助けを求めなかったのですか？」
太「いやもちろん頼んだよそしたら何て言ったと思う？」
雪「昨日の事もう忘れたの？？言っておくけど私意外と根に持つタイプなんですよ？昨日私の事ギリギリまで助けなかったのにそんなにすぐに助けちゃあ面白味がないでしょ？私の言ってることわかりますよね？助けたくないです！」
と雪姫ちゃんが可愛らしい笑顔でそう言った
太「うっ……再現しないでくれ給えよ…ほんとに反省してるって……」
昨日何があったんだ…
「じゃあ他の同僚の方に救援を求めなかったのですか？」
文字数……
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ひとしずく(プロフ) - アルカリ性さん» コメントありがとうございます！私もほんっとに文スト大好きなんです！設定、能力とか結構頑張ったので嬉しいです！！ (2018年6月20日 11時) (
レス) id: dba4599d29 (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ性 - わぁ！文ストだ！私も文スト大好きなんですよ!!!設定とか能力とか細かくって凄いですね！ (2018年6月19日 20時) (レス) id: ce50917409 (このIDを非表示/違反報告)
くま - ミーミさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです……面白いって言って頂けて嬉しいです！！ありがとうございます！ (2018年6月19日 18時) (レス) id: dba4599d29 (このIDを非表示/違反報告)
ミーミ(プロフ) - 物凄い面白いっ！！続きが楽しみです！！ (2018年6月12日 21時) (レス) id: 5a14873d75 (このIDを非表示/違反報告)
プリン(プロフ) - 翡翠さん» 待ってますよっ！！！！！ (2018年4月14日 15時) (レス) id: ff1f5c5913 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひとしずく | 作成日時：2018年3月27日 22時
