◆25 ページ25
◇No side
ダン、と響く音。怯える男は拘束され涙を流していた。
「ここ最近
「……っ！」
頑なに口を開こうとしない男にイラついてきたのか、三途は銃を取り出し男の腿に向けて1発放った。
軽い音とは真逆にぎゃあああ！！！という男の声が倉庫に響きわたる。
その悲鳴を意に介さず意に介さず、蘭は男に近寄る。
「ホラ、さっさと吐かねぇと全身撃ち抜かれて穴だらけになるぞー？」
「っあﾞ、言う！言うから！！！俺はプラチナブロンドの吸血鬼を捕まえたら100万渡すって言われただけなんだっ！オークションとか、ヤクの事は何も知らねぇ！！」
「＿＿吸血鬼？」
吸血鬼というワードにピク、と反応した三途と蘭。
「そ、そうだ、バケモンみたいに綺麗な容姿にプラチナブロンドの髪、赤い目をしているからすぐ分かるって、そう言われてっ……！」
「誰だ？誰に言われた」
「っひ……！い、言えない………！！！」
「あﾞ？早く言えや殺すぞ」
「ま、言ってもスクラップにして東京湾に沈めて魚のエサだけどな♡」
ガション、と弾が装填される小気味良い音が響く。
三途はポケットから薬を3粒取り出し飲み込んだ。
「っあﾞ〜〜！！スクラップだァ！！！」
「…あ、コイツ舌噛んでるわ」
「丁度良いじゃねぇかァ、引導渡してやるよ」
「情報吐くと死ぬように言われてたのか〜…、ちょっと相手頭回るヤツかも、だな？」
ダンダンダン、と死にかけの男に弾が何発も撃ち込まれる音を横目に蘭はそう考えていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1248人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るな(プロフ) - 更新頑張って下さい！待ってます( *´꒳`*) (7月3日 19時) (
レス) @page33 id: 2ee13aea9b (このIDを非表示/違反報告)
Rii - めちゃくちゃ面白い･･･。無理なく更新頑張ってください！ (2022年9月17日 9時) (レス) id: 6d42949a76 (このIDを非表示/違反報告)
暗闇 - 二回目のコメント失礼します。凄い良かったです。私も書けたら良いのに。私前も言ったけど文章力ないんですよ。なのですごく尊敬します。気を付けているところとかあるんですかね？ちょっと教えて貰えませんか？無理だったら無視してください。頑張って下さい！ (2022年1月2日 22時) (レス) id: b5b1838b31 (このIDを非表示/違反報告)
きなりんご - 蘭が裏切り者の血をつけてたまたま夢主の前に現れて血吸われてうっかりチューしちゃうのが見たいです。(できたらで大丈夫です！無理だったら飛ばしてもらって構いません！！) (2021年12月30日 20時) (レス) @page32 id: 9db0d30607 (このIDを非表示/違反報告)
あーやん - 3轍してボロボロのココの血をうっかり飲みすぎてココが貧血になる話が見たいです (2021年12月27日 12時) (レス) id: 89f81ee141 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆー。 | 作成日時：2021年12月5日 23時
