夏です ページ1
「白雪ちゃん！」
「どうしたのホワイトちゃん？」
「夏だね！」
「うん」
「海行こう！」
「うん…ってええ！？ 急すぎるよお…」
細かいことはいい！と振り切れたテンションで白雪姫を海へ引きずって来たホワイト。
お揃いのセーラー服のような水着姿が眩しい。
「お嬢ちゃんたち可愛いね〜 俺がアイス買ってあげるよ」
すぐにビーチのオオカミさん()が寄ってくる。
「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」
「ダメだよホワイトちゃん！ こういうの『なんぱ』って言うってこびとさんがいってた！」
「そうよ！ 年端もいかない女の子になにかしようなんて、この妖精の姫が許しません！」
後ろから声が飛んでくる。
男はいそいそと去っていった。
「ふう、大丈夫でしたか？」
「はい、ありがとうございます」
「あっ、ありがとうございますお姉さん」
声をかけてきたのはウェーブのかかった金髪に青の水着を着た女性(というには胸が慎ましいが)。
「私はエルノアといいます。 良かったら、私のお友達の女の子たちと遊ばない？」
「是非！ 行こう、白雪ちゃん！」
「うん！(女の人なら安心かなあ…)」
エルノアに連れられ、ビーチの木陰にやってきた２人。
そこには２人の女性が待っていた。
「あっエルノアさん！ どこ行ってたのよー！」
「あら、その子たちは？」
１人は茶髪で三つ編みの活発そうな少女。
もう一人はブロンドのボブヘアーの儚げな雰囲気の女性。
「この人たちがエルノアさんのお友達？」
「ええ、そうですよ」
「わあ、２人とも可愛い… あっ、私はホワイトでこっちは白雪ちゃんです。 先ほどはエルノアさんにお世話になりました！」
いきさつを話す。
「ナンパね〜、大変だったわね」
「それでエルノアさんが… 良かったですね。 …申し遅れました。 ジャンヌ・ダルクといいます。」
「私はドロシー！ 今日はたくさん遊びましょう」
なんやかんやで夏を満喫した５人！
乙女たちの戯れに興奮気味だった輩がいたのはまた別の話。
〜〜〜〜〜
白雪ちゃんサマーが超絶欲しい。
この日のため詩章石2500個貯めたんです！
絶対確定で白雪ちゃん出します！
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作者名：Reilu | 作成日時：2017年7月29日 23時
