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じゅう ページ15

ri side


しまった。やってしまった。
つい懐かしいと言ってしもた……。

ぐるくん、いや悠は怪しむだろうね。
どうして僕は懐かしいと言ったんか。
僕は"今世"で1度も悠に心配なんてされたことなんかない。今さっきされたんが初めてや。




「るーくん」

でもどないしよ、どう誤魔化そうかな。
普通に忘れてくれと「るーくん」

言ったらいいのかな。
「るーくん!!」

「あいっ!?あっ……」
「っはは!!あいってなんだよあいってwクハハハッ!」

あぁ、懐かしい。
その笑い方も前の君とそっくり。
そしていつか、前の君と同じようなことでもしだすんかな。
あぁ、まだかな。早く前の君にならないかな。
僕寂しいんよ??ずっと待ってるんやもん。


「それよりもるーくん。写真でも撮ろうや」
「写真?どうしてなん?」

「久しぶりに再開したんだ。これくらいはいいだろう?」


そういうところだよ、ぐるくん。
前の君もそういって僕を……僕を……


僕を、なんだっけ……だめだ、急がなきゃ。
じゃなきゃ僕の_____が修正されていく……。

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作者名:藍浮雲 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年10月5日 8時

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