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ある島猫の話 ページ2
吾輩は猫である。名前はマタタビ。
「猫さんこんにちは。」
いつだか海辺で日向ぼっこをしていたところに人間が近づいてきた。
そいつは見慣れない布をつけていて、匂いもどこか草っぽかった。
「僕は旅人。君に会えて嬉しいよ。」
そいつは数日に一回吾輩のもとに来てはいろいろなことを語った。
時には大きな樹と根の話を。
時には数多輝く星々の話を。
時には美味しい料理の話を。
「君はある花を知っているかい?
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作者名:犬兎 | 作成日時:2023年7月9日 1時