Slot4 ページ5
有給休暇1日目
貴)懐かしいな
ヨコハマは
Aはまだ制服警官の時にヨコハマで研修を積んでいた時期があった
もちろん研修はシブヤもシンジュクもイケブクロも経験積みだ
貴)そうそう、よくこの港で怒られて泣いてたっけ笑
本当に警視庁の上位になれるのか不安で仕方なかったなぁ
港で一息ついてから再度車に乗り込みよく行っていた定食屋にでも寄ろうかと車を走らせた
が
貴)アンタまで懐かしくなくていいんだよ...
左)まあそう言うなや
Aの車の助手席には不機嫌そうにタバコに火をつけるヨコハマの王様
貴)相変わらず喧嘩っぱやいね
いい加減大人になれ
左)たった2歳差だろーが
貴)2歳差って結構でかいぞ
左)へーへー
何故彼がいるかというと
Aが車を走らせていると道路付近の歩道に路地裏から人が吹っ飛んできた
貴)あっぶな
もうちょっとで轢くとこだった...
ちょっとー、大丈夫ですかー？
揺さぶると意識はあるようだったが痛々しい呻き声が聞こえた
貴)えーっと...
路地裏から飛んできたと言う事は...
貴)ちょっとー
お兄さーん？
？)ああ？
路地裏から鋭い目で睨まれた
が
どっかで見た目だ
貴)お兄さん、ちょっと手ぇ出して
？)あ？
カシャッ
男の手に手錠をはめたA
貴)暴行で現行犯ねー
？)ああ！？てめぇサツでも何でもねぇだろうが！！
貴)ごめんサツなんだわ
これ手帳ねー
胸元から手帳を出して見せる
すると男の態度が変わった
？)あ？ちょっと待てアンタ...
貴)ん？
？)おい俺だ
警官のネーちゃん
"警官のネーちゃん"
そう呼ぶのは1人しかいない
貴)あれ？オールバック小僧？
左)その呼び方やめろや
そこにいたのは返り血を浴びてる綺麗な白の男
左)っつーかいつまで手錠はめてんだ！！
いい加減外しやがれ！！
貴)どーどー
左)馬か俺は！？
貴)左"馬"刻だろ？
左)黙れやぁ！！！
Aは隣で吠えてる男を尻目にポケットから吸入器を出した
そしてそれを口に含みシュッシュッと押し
再度ポケットに戻した
左)おいそれ
貴)あー吸入器？
うん、喘息持っててね
左)悪ぃな
気付かんかったわ
貴)ありがとう
左馬刻はタバコを灰皿に押し付けた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 253人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
-kanon-(プロフ) - 凄い面白いです！更新頑張ってください！ (2019年11月24日 20時) (
レス) id: f964e58a5c (このIDを非表示/違反報告)
IA - 数学私も嫌いです！面白いです!頑張って下さい！(小説あんま関係なくてすみません。 (2018年11月17日 13時) (レス) id: c646329d17 (このIDを非表示/違反報告)
ペンギンサン(プロフ) - 部活ではなく部下では…？更新頑張って下さい！ (2018年11月6日 19時) (レス) id: 9bd14d6626 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鬼姫 | 作成日時：2018年11月3日 16時
