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7 ページ8
『ごめんな、レイ…今迄ありがとう』
大好きだ。
これまでも、これからも…ずっと…
ぎゅぅと抱き締める。
データの塊でしかない彼女には触れた感触も温もりも無い。
それでも…
抱き締めずには、いられなかった。
最愛の妹の姿をしたNPCを抱き締めながら、横目で見れば終了までの残り時間が10秒を切るところだった。
『楽しかった…ああ、楽しかったなぁ…』
8
7
6
『いつか、また皆と…いや、ユグドラシルで…会いたかったな』
5
4
『…終わりたくない』
3
2
『データでもいい…お前と、ずっと一緒に居たかったよ…レイ』
1
「私も、貴方と共に在りたかった…兄さん」
0
『…え、? ……は?此処、どこだ…⁈』
懐かしい声を聞いた気がして…目を開けると
俺は全く見知らぬ場所に立っていた。
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まめまめ - 面白いです! (2022年8月21日 22時) (レス) id: 85d12496b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白玉餅 | 作成日時:2018年11月12日 0時