【今日から俺は】月川の妹は開久の... (ページ4)

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相良に言われたとおり1人ででもパフェでも食べて帰ろうとしていたA

しかし途中で救い主が現れた

貴)り、理子ちゃん...！

理)久しぶりAちゃん！
何してるの？

貴)あ、えっと
茶店でパフェ食べて帰ろうかなって

理)じゃあ一緒に食べない？
私もレスカ飲みたいなって思ってたから
Aちゃんが迷惑じゃなきゃ！

太陽のような笑みで言われれば断る理由などない

2人で茶店でパフェとレスカを頼んだのだった

貴)理子ちゃん、何か機嫌いいね

理)え！？ああ...笑
実は...ちょっと、気になる人が出来て...

貴)え...！？ラブ？ライクじゃなくてラブの方！？

理子の話によると実家の道場の危機を助けてくれたメンバーの中に卑怯で卑劣だが守ってくれた人がいるらしい

貴)それは...！惚れちゃうよ...！
やり方は汚いけど

理)やっぱり汚いと思うよね笑笑
でも...好きになっちゃった...のかなぁ？...なんて笑

貴)理子ちゃんもラブが分かるんだね
羨ましいよ

少し俯き加減で理子の話を微笑ましく聞いていたAに今度は理子が訪ねた

理)Aちゃんは？？

貴)？

理)好きな人いないの？

好きなのか分からない人はいると素直に言いたいが言えるわけもなく

貴)ん～...いない...かな...あはは...

理)好きな人が出来たら相談して欲しいな
気が向いた時でいいからっ

貴)うん、その時は相談するよ

2人で他愛もない話をして茶店を出ようとしたその時

三)あーれー？
理子じゃん、お前何してんの

伊)よっ、理子ちゃん

金髪のパーマとつんつん頭が声をかけてきた

理)三橋くん、伊藤くん
さっきぶりね
伊藤くん瞼大丈夫？

伊)うん、血も洗ったし今はちゃんと見えてるから大丈夫
心配ありがとうね

何の話か分からずすっかり蚊帳の外のA

三)おめぇさっきまで危ねぇ目にあってたのに
何優雅に茶店で茶シバいてんだ
あの親父に心配されんぞ

理)気分転換に外歩いてたら大事なお友達にあったの
だからお茶してただけよ

三)あ？友達？

そしてようやく三橋と伊藤の目がAに向いた

それが分かったAは少し恥ずかしそうに下を向いた

しかし兄と智司達が話していた事を思い出した

"金髪のイシバシ"と"ヨシムラ"

もしかしてと顔を上げると三橋と呼ばれた金髪が
「はぁーーーーん！！」と声を上げた

伊)え、何お前急に

伊藤と言われたうに頭が引き気味に三橋を見ると

三橋はダンディ気取りの表情を