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彼の行方 ページ6
次の日。
学校に悪いうわさが流れ始めた。
昨日を境に彼はクラスに来なくなったのだ。
奏からの連絡もない。
先生「大事な話があるんだ。実はな、
東 条 が 昨 日 事 故 に あ っ て 今 日 亡 く な っ た ん だ 」
は？？
「なに言ってるんすか？先生？」
ねえ、どういうこと？
彼は今どこにいるの？
先生のたった１つの発言を鵜呑みにしている自分は誰なの？
悲しみもなにも、目から透明のなにかが出てくるのはどうして？？
ねえ、どうして？？
「おかしいですよ！黙ってないで、先生！なに言ってるんですか？？」
先生「本当にごめんな...」
は？は？は？
謝ってなにになる？
それはたった１つの命を救う行動になる？
私はそう思わない。
おかしい、嫌だよ。嘘だと言ってよ！！
ねえ...先生...？？
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作者名：るこっぱ | 作成日時：2020年11月3日 21時
