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トントン
「だから俺がAが幸せになれるようにしようって思ってな!」
満面の笑みを浮かべた相手は
本当に無邪気な笑顔だった
怖いくらいに
『いやいやいやいや……』
トントン
「俺がちゃーんと愛したるで」
『誤解生みそうな言い方やめてもらっていいです?』
トントン
「……?」
『いや、だから……』
トントン
「?何を誤解するん?俺は昔っからAのことだーいすきやで?
愛するもぜーんぶその好きから来た恋愛感情の愛」
うん、さすがに怖い
本能的にも危険は感じて、フル回転させた頭で考えて逃げようとした
けど
腕を掴まれて、抱きしめられた
大きな羽根に包まれながら
周り真っ白な状態
トントン
「俺が最後までちゃんと面倒見たるから
Aは俺と居るだけでええよ
……ちゃうな
俺と居て
ずーっと俺と居て
俺以外世界を知らない状態になって
俺だけを知ってて
愛してるから」
柔い光は暖かい
包まれたとき、自分の世界の終わりが見えた
同時に
新しく小さな世界ができたのが見えた
その小さな世界で
背中に大きな真っ白な6枚の羽根を背負った大天使を名乗る悪魔な堕天使様が
愉悦の笑みを浮かべているのを私は見たわけで
終わり ログインすれば
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無名 - 初めまして白瀬妖さんの作品は全部好きです。唐突ですが神様はじめましたと、ヤンデレから逃げろの作品のパスワードが知りたいです。無知ゆえどうやればいいか分からずに、ここに書き込みました (2021年11月27日 17時) (レス) id: 5c7216aa1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白瀬妖と紅巴 x他1人 | 作成日時:2018年11月16日 3時