18、意外に最初に会ったときの事は思い出すもんだ ページ19
貴「ああ...もうこんな時間だ。帰らなければ...。」
神楽「白夜、もう行っちゃうの?私、もう少し鎮と遊びたかったアル...。」
貴「そうか...銀時、また遊びに来てもいいか?」
銀時「聞くまでもねーよ。お前ならいつでも大歓迎だ。...俺はお前の家族だろ?」
貴「銀時....。」
胸が、締め付けられる。
十年も家族から離れ、消えた私を、銀時は快く受け入れてくれた。
神楽「そうネ!私も新八も、銀ちゃんと白夜が家族なら家族アル!勿論、鎮もネ!」
新八「そうですよ!遠慮しないでまた来てください!あっ、たまにこのクソ天パ締め上げてくれると助かります」
銀時「オイぱっつぁん。」
「あううー!」
貴「そうか...鎮もまた来たいか...。」
この町にはどうやら、私の家族が沢山出来たらしい。
―『オイッ!?松陽!?ソイツ誰だよ!?血に濡れてるじゃねーかっ!?何っ、おおお化けじゃねーだろうなっ!?』
『違いますよ銀時。今日から貴方の家族です。白夜といいます。私が名付けました。』
『名付けた...?.......捨て子か?ソイツ。』
『分かりません。ただあの屍の山の中で、一人輝いて見えましたよ。まるで輝夜姫みたいでしょう?』
『いやこんな血に濡れてる姫いねーよっ!?確かに...顔とか綺麗だけど...なあ、コイツいくつ?』
『さあ?喋りませんから。』
『いやそれやっぱり幽霊だよねっ!?ゴーストだよねっ!?』
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貴「じゃあ。また来る。」
銀時「おい、送っててやるよ。」
貴「大丈夫だ。一人でも帰れる。」
銀時「...いいだろ?幼なじみと久々に二人で話してぇってもんだ。」
貴「...そうか。」
銀時「じゃあお前ら、ちょっと送ってくるわ。」
神楽「行ってらっしゃいヨー!」
新八「銀さん、早く帰って来てくださいよ?」
銀時「わーってる。行くぞ、白夜。」
貴「なあ銀時、覚えてるか?」
屯所への道を歩きながら銀時に話しかける。
銀時「...何を。」
貴「初めて会ったときの事。」
銀時「ああ...。お前が血塗れでビビった。」
貴「お前、幽霊とか言ってたな。まあ、少なくてもあの頃はまだ『人では無かった』しな。」
銀時「何だよそれ。見た目完全に俺よりしたの絶世の美幼女だったじゃねーか。」
貴「まだあのときは獣だったさ。」
銀時「違いねー。本当におっかない奴だった。」
私と銀時は思わず吹き出して笑った。
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白い玉(プロフ) - 瑠李さん» 報告ありがとうございます!訂正します! (2018年2月19日 1時) (
レス) id: b06dc51979 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 34話の主人公が言った言葉が私の価値じゃなくって勝ちですよ。 (2018年2月19日 1時) (レス) id: d8c6f7f40c (このIDを非表示/違反報告)
白い玉(プロフ) - * *花菜**さん» おい笑 生きろー笑 (2017年12月31日 3時) (レス) id: b06dc51979 (このIDを非表示/違反報告)
* *花菜**(プロフ) - だめだ、鎮くんにやられた… (2017年12月31日 0時) (レス) id: 71d0a5c15e (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - リクエストで主人公の昔の仲間が鎮が主人公の子だって知った他ときの反応がある作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも体調にきおつけて更新頑張って下さい応援します (2017年12月30日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白い玉 | 作成日時：2017年8月24日 23時
