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13人目 ページ14

彼女は軽くチョコレート色のドアを叩く。

さっき通りすがりのメイドに細かく場所を聞いておいてよかった、と彼女は思った。

この城はかなり広い。

軽い気持ちで出歩けば、すぐさま迷ってしまうだろう。

gr『誰だ。』

ドアのせいでくぐもったバリトンボイスが聞こえる。

城内の広さのことを考えていた彼女はハッとして答えた。

「フォックだ。ちょっと聞きたいことがあってだな。」

gr『いいぞ。入ってくれ。』

グルッペンの声が再び聞こえた彼女は扉を押す。

小さくギギ、と音がして、椅子に腰掛けていたグルッペンが見えた。

gr『?その鳥はなんだ。』

グルッペンは彼女の肩にとまっていた小鳥を指差す。

「それを聞きに来たんだ。この城はペット飼育可能か?迷い込んできた小鳥なんだが。」

gr『ペット飼育可能・・・か。詳しく決めてはいないんだが、ぺ神のところで健康診断をして、異常が無ければいいゾ。医務室はここを出て右に行って突き当たりの部屋だ。それだけか?』

「ああ。ありがとう。貴重な時間をとってすまない。」

彼女は少し目を伏せる。

グルッペンは全く気にしていないようなので、彼女は医務室へ向かった。

「・・・飼えるかな。」

まだ食べるものも生活の仕方も寿命も分かっていない。

もし飼えるのならしっかり調べなくては、と思いながら歩いているうちにもう目の前は白い清潔感のある扉。

その扉を彼女は軽く叩き、ドアノブを回した。

sn『あれ?フォック、どしたの?』

机に向かって何かを書いていたしんぺい神がこちらを振り向く。

「ああ、部屋に小鳥が迷い込んだよ。で、飼いたい、と思ってグルッペンに聞いたら健康診断をしろというわけでここに来た。」

sn『そういうことね。じゃ、今からやるよ。ちょっと待ってて。』

そう言って彼は奥の扉に消えたかと思うと、しばらくして小さな救急箱のようなものを持って出てきた。

そこからしばらく注射をしたり、レントゲンを撮っていた彼は何やら紙に書き始め、Aに渡した。

sn『はい、これ俺が認めた証拠。ちゃんととっといてね。』

「ありがとう。じゃ、俺はこれで。」

彼女はそう言って医務室を出、近くにいたメイドに図書室の場所を聞く。

「ありがとう。」

そう御礼を言った彼女は図書室に向かって歩き出す。

次に会うのはエーミール辺りだろうか。

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日高ナツメ(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます!!お褒めの言葉をいただきとても嬉しいです。続編・・・が、頑張ります。 (12月14日 16時) (レス) id: 661788b92d (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 完結おめでとうございます とっても面白かったです 続編楽しみにしています 頑張って下さい(・w・) (12月14日 13時) (レス) id: 3a1e97a875 (このIDを非表示/違反報告)
日高ナツメ(プロフ) - 鈴114514号さん» ありがとうございます!了解しました。今書いていますので少々お待ちください! (11月30日 23時) (レス) id: e00371fa87 (このIDを非表示/違反報告)
鈴114514号 - 楽しく読ませてもらいました!ありがとうございます。 私は4、この後のお話などがやっぱり見たいです! ナツメさんの都合でよろしいです。てかナツメさんが決めて下さい(( 応援しています!!!(爆音) (11月30日 22時) (レス) id: 582bb38728 (このIDを非表示/違反報告)
日高ナツメ(プロフ) - きららさん» コメントありがとうございます。了解です! (11月27日 21時) (レス) id: a414d96f78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日高ナツメ | 作者ホームページ:ないぞ!  
作成日時:2019年11月2日 21時

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