バレンタインデー ページ7
更新停止している上に、リクエストも残っているのにすみません!
流石に書いた方が良いかと思いまして…(もう一日ズレてるけど)
※特に恋愛要素は無いです
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Aside
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2月14日。それは世間が騒がしくなる日…バレンタインデーだ。友達同士で交換する友チョコ、お世話になっている人に渡す義理チョコ、そして好きな人に渡す本命チョコ。
「えーっと…さとしくんのチョコ、カメラちゃんのチョコ、ブラックのチョコ…」
私は、3人にあげるチョコを持って来ている事を確認する。今はさとしくんの家の前。外から二階の窓を見上げると、3人がわいわいと話しているのが見えた。
(行きたくないなぁ…)
実はバレンタインチョコをあげることは3人には言っていない。さとしくんとカメラちゃんにあげるのは何の問題もないけれど、ブラックにもあげるとなれば話は別だ。
(悪魔ってチョコ食べるのかな…?ブラックって甘いの好きだっけ…?否、コーヒーの時はブラックだったから苦手かも……)
考えれば考えるほど、私はインターホンを押す勇気が無くなっていく。だが、此処でずっと待っている方が良くない。
家の前で彷徨いて15分。私はやっとインターホンを押した。
『はい、何方ですか?』
さとしくんの声だ。
「あ、私だよ!A!」
『Aさん!?』
そこで声は聞こえなくなり、ドンドンドンと誰かが走る音が聞こえた。直ぐにその音は近くなり、ドアが開いた。
「入って入って!!」
さとしくんが私の腕を引っ張っていく。
「えっ!?ちょ、」
私は靴を揃える暇もなく、玄関に靴が散らばった。
「じ〜!」
何処からか現れたカメラちゃんが私の周りを飛び回っている。階段を上るとさとしくんの部屋に着いた。
「待ってましたよ!いきなりこんなメール送られてきてびっくりしましたけど…」
ブラックのスマホに、私が行く前に送った文面が写った。
『今からさとしくんの家に行くね』
「あはは…ごめんごめん」
笑って誤魔化しながら謝る。そろそろ本題に移らなくては。
「実は3人に渡したい物があって…」
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ロア - 100頂きー!!頑張て下さい! (2022年12月30日 21時) (レス) @page14 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
紅炎(プロフ) - あっ、待って!やっぱりリクエストは壁ドンされてみた!でお願いします!先程書いたリク(優しくハグされてみた)リクエスト表に書いてあったバックハグとほぼ同じ内容だという事に気づいたので訂正しました!すみませんm(_ _"m) (2022年8月30日 21時) (レス) id: e74500ea3d (このIDを非表示/違反報告)
紅炎(プロフ) - 初めましてです!最近しらはさんのこのブラックチャンネルの作品を見つけて激ハマりしています!短編集も最高です! ブ──(⑉゚།།゚)──ッ もし良ければリクエストで優しくハグされてみた!です!これからも無理なさらない程度に頑張ってください! (2022年8月30日 20時) (レス) id: e74500ea3d (このIDを非表示/違反報告)
しらは(プロフ) - 欲楽翠さん» ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年1月3日 16時) (レス) id: d2dffb6dbd (このIDを非表示/違反報告)
欲楽翠 - こういうの少ないので嬉しいです!次も面白いもの待ってます。 (2020年12月31日 20時) (レス) id: c69c143e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しらは | 作成日時:2020年12月6日 10時