実力.2 ページ9
中也side
「...おい..もう行ったか.....?」
『頼むから..黙って。』
そう言うAの手は、微かに震えていて。
ちら、と顔をずらして見てみれば、怯えたAの横顔..
俺は他意なく”大丈夫”と伝える様にそっとAの背中に手を回した。
首領や、姐さん、エリス嬢、太宰が此奴を放っとかない理由が判った気がした。
”幼さ”が俺のない筈の母性を擽るかのように
構いたくなる危うさが、此方を心配させる様な目の離せない魅力がある。
急に訪れた感触にAが俺を見つめる。
驚いた、と言う金の瞳は夜の森の中では明るすぎて。
それでも、気付いた時にはAの呼吸は元に戻っていた。
暫く周りなんか気にならず、ただ2人の世界にいた。
先に我に返ったのはAの方。
向けられた銃口を真剣な面持ちで見上げて言った。
『撃てよ。勝つのは私さ。』
その言葉は、明らかに挑発をしていて。
先ほどまで怯えていた人間とは思えない貫禄があった。
そして
____向けられた銃口から弾が吐き出されるのとほぼ同時に、彼奴は言ったのだ。
【異能力__音の姿よ】
俺は只..静かにAを見ていた。
『ほら、もう離れて。』
終わったとばかりに俺から手を放すA。
.....なんだよ。
こんな思いをしてんのは俺だけかよ..。
Aから離れて、再び屋敷を見た時。
俺の呼吸は止まった。
あんなにうじゃうじゃといた敵組織の奴らが、目立った外傷一つなく、
皆、眠るように永遠の眠りに着いていたから。
...は..?
叫び声一つ上げさせず、此方の怪我もなく、
あの人数を一言で葬ったのだ。
それが、
俺の知った
彼奴が最強と謳われる所以だった。
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ましまろ(プロフ) - 駄作上手さん» すみませんありがとうございます……!!!!!!!私も楽しかったです!!! (2023年2月12日 13時) (レス) id: b1e5bc5dab (このIDを非表示/違反報告)
駄作上手 - ましまろさん» ましまろさん‥すみません!!!とっても楽しかったし!見ててにやっとするトークを消させて頂きました!(あ、作者はスクショしてます)チャット‥禁止なので‥(あれはチャットだったのかな‥?) (2023年2月12日 1時) (レス) id: d00a338de4 (このIDを非表示/違反報告)
ましまろ(プロフ) - ……(名前を)呼ばれちまった喜びにッッッ……(遺言) (2023年1月23日 7時) (レス) id: b1e5bc5dab (このIDを非表示/違反報告)
駄作上手 - 陵香さん» な、名前は‥‥呼ばれているのでは‥?すみません、解説お願いします!理解したらすぐ書くんで!!王様ゲームの方は承りました!!最高なんて‥照れちゃいます((きもっ)ありがとうございます!嬉しいです!! (2023年1月23日 1時) (レス) id: d00a338de4 (このIDを非表示/違反報告)
陵香 - あ“ー最高。、、、 皆に王様ゲームとか 名前呼ばれだぁ”ぁ"ぁ"ぃ"! 闇太宰さん好きだ、、(((急な告白許してチョッ (2023年1月22日 23時) (レス) @page42 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:駄作上手 | 作成日時:2022年12月19日 19時