検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:111,207 hit

20.朝のお仕事 ページ32

.



『……嗚呼、もう朝か』



随分沈んでいる私の心に対して、空は何処までも雲のない快晴だった朝。

私は、一つ仕事を任されていた。




『ん、起きないと………』




と云っても、ポートマフィアでの仕事ではない。

_____ 太宰の同居人としての仕事だ。




睡魔を必死に追い払い、ベッドから起きる。

そして、軽く身支度をした私は 太宰の部屋の扉の前に立った。




入る前に一つ深呼吸。

………彼奴のことだからノックは要らないかな。





『…太宰、朝だから十秒以内に起きろ』




カチャリと扉を開け、
太宰が寝ているであろうベッドまで歩いていった……………が。








『太宰が………いな、い?』




そのベッドはもぬけの殻で、私の声だけが響いた。





『早く出てこないと、暗殺してあげな……





その瞬間、後ろでカチャっと鍵がかかった音が。


何だと思って振り向くより先に、誰かに抱きしめられる感覚。






私を突然抱きしめるなんて人………


_____そんなの一人しかいない

21.嘘、私は太宰のこと……→←10000hit記念 *



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
149人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はたゆり(プロフ) - 枝豆さん» ありがとうございます!応援、すごい励みになります(o^―^o) 続編頑張りますね!! (2018年8月16日 20時) (レス) id: 80c016c5e7 (このIDを非表示/違反報告)
はたゆり(プロフ) - 聖宮さん» ありがとうございます!そう云ってもらえるととても嬉しいです 最初から読むと結構夢主ちゃんの性格がかなり変わってたり………( '▽')アァ (2018年8月16日 20時) (レス) id: 80c016c5e7 (このIDを非表示/違反報告)
枝豆(プロフ) - 続編、凄く楽しみです!応援しています。 (2018年8月16日 17時) (レス) id: df373c6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
聖宮(プロフ) - 続編、頑張って下さい楽しみ〜!!待ってる間に最初から読み直すという選択を……(*´ `) (2018年8月16日 17時) (レス) id: a81515e65f (このIDを非表示/違反報告)
はたゆり(プロフ) - コメントありがとうございます! エリスちゃんは個人的に好きなので、仲良くさせたかった(笑) 首領の性癖…バレないといいですね!← (2018年7月18日 6時) (レス) id: 80c016c5e7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はたゆり@苺のシリアル。 | 作成日時:2018年7月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。