Fiore della neve.17 ページ18
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雲雀side
「っ、委員長…あ、の…？」
戸惑うような声を出す彼女を、力強く抱きしめる。
僅かに感じた自身の手の震えは、強く握りしめて、消した。
彼女が巻き込まれたあの体育祭の日…助け出した後、彼女は病院へ運ばれた。
巻き込んでしまったことを悔やむように、というか心配するように僕の元へ来た沢田綱吉達には、謝罪は僕にするの、と聞けば、本人にします、とその場は引き下がった。
それから、2日が経って。
今僕の腕の中には、彼女がいた。
まだ少し顔の青い彼女に、ごめんと、謝った。
「なんで、謝るんですか…？」
「だって、巻き込まれたのは、僕が指示をしてあそこにいさせたからだ…だから」
そこまで言った時、胸元を叩かれ、体を離した。
そうして見えた彼女の瞳は、強い眼差しをしていて…僕は、僅かに目を見張る。
「…委員長。いいですか、この事故はあなたのせいではありません」
故意に起こったわけでもなければ、誰かが狙った事故でもなかった。
あそこにいて、避けきれなかったのは私の責任ですから、委員長は悪くない。
それに、と、そこで言葉を区切った彼女は、ふわりと笑った。
「委員長は、私を助けてくれました」
その笑顔に、僕の心は、一瞬で奪われた。
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夏乃@活動停止(プロフ) - むーさん、最近連絡取れないけど大丈夫？落ち着いてからでいいから、連絡頂戴ね。 (2018年1月26日 18時) (
レス) id: a782de4a17 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 夏乃@現在3.4日に1回の低浮上さん» なつさん！うん、ありがとう！頑張るね！サポートよろしくお願いします…！ (2017年10月28日 22時) (レス) id: be6b933b07 (このIDを非表示/違反報告)
夏乃@現在3.4日に1回の低浮上(プロフ) - 投稿お疲れ様、むーさん。分からないこととかあったら聞いてね。ファイト！ (2017年10月28日 22時) (レス) id: 2b0de574be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫音 | 作成日時：2017年10月28日 22時
