【HQ!!】可愛い可愛い猫娘。

こねこが７匹。 ページ9

研磨side


夜久「お前ら急げ！！何遊んでんだ！！」


リエーフ「遊んでませんよ夜久さん！！絡まってて取れないんです！！」


黒尾「研磨！！”あれ”もう届いたか？！」


研磨「うん、そこにあるよ。」



いつもよりすごく騒がしい部室。

皆が忙しそうに走り回ってる。



海「皆、芝山が詩音ちゃんもう来るって。」


夜久「あー分かった！！丁度良いくらいだしな…よし、お前ら準備しろ！！」


犬岡「電気消します！！」



犬岡がそう言うと同時に暗くなる部室。

皆が静かになった。

外から話し声が聞こえる。



詩音『…〜…なの？……で、…〜…かと…った。』


芝山『……〜で、……だからね！！あ、詩音ちゃん！荷物置いたら部室に来て！！』


詩音『？……分かった。』


芝山『スミマセン！！遅れました！！』



芝山が入ってきた。

夜久くんは良いから早く準備しろって芝山に言ってた。



こんこん

芝山が準備してから少し間が空いて聞こえてきた控えめなノック音。

それは詩音が来たことを示すということ。

クロが(多分ニヤニヤしながら)入っていいぞー、と言うと、詩音が小さく失礼します…と言いながら部室に入ってきた。



詩音「…？あ、れ。…さっき声、聞こえたのに。」


全「詩音/ちゃん！男子バレー部へようこそ！！」


詩音「………ほ、へ。」



呆然として、何が何だか分かってない様子の詩音。

かと思ったら、目から涙をだばーっと流し始めた。

…え？？



黒尾「お、おぉおおぉ！？何で泣いてんの？！」


夜久「こ、怖かった？！怖かったよなごめんなぁぁ！！」


詩音「ちが、くて、！！…あの、その…こうやって、必要とされること、嬉しくて。」


犬岡「〜っ詩音ー！！！！」


詩音「ﾋｮｯ」



目を見開く詩音に突っ込んでいく犬岡。

ずりーぞ犬岡ァ！！ってクロも夜久くんも詩音に突っ込んでいく。



黒尾「け、けけけけケンメァ！？！？！？」


夜久「研磨が珍しくキターーーー！？！？！！」



…別に、おれは気が向いただけ、だし。

羨ましいとか、全然、…思ってないし。



詩音「……ふへぇ。」



フニャッ、て笑う詩音が見れたから、まぁいいか。

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