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「照くん ここ会社だよ 離して」
岩「男の力にはかなわないでしょ だから自覚して」
力強く抱きしめられて 耳元でささやかれた
「はい ごめんなさい もう離れようか」
岩「はぁ〜 離れたくねぇな〜」
「さぁ 仕事に戻りますよ」
岩「はい!!了解」
気持ちを切り替えて仕事に向かった
その日の夜は珍しく辰哉が泊まりに来た
「どうしたの?彼女と別れた?」
深「分かれてねーよ 姉ちゃんのことが心配になって
最近照とどうよ」
「う〜ん まぁ ぼちぼちかな」
深「なんだよ ぼちぼちって」
「毎日送り迎えしてもらって たまに家でごはん食べてって感じかな」
深「それだけ?」
「それだけ」
深「まじで?」
「マジで」
深「はぁ〜 照かわいそう 蛇の生殺し」
「だって まだよくわかんないんだもん 好きなのかどうか」
深「なんだよ 中学生か」
「もう こういうのも久々で 好きってどういう感じか忘れちゃったんだもん」
深「姉ちゃんは 照に会うには嬉しいの?」
「嬉しいね」
深「抱きしめられたいとか キスしたいとかは?」
「う〜ん 抱きしめられると 胸のあたりがギュッとなるけど」
深「ふ〜ん 抱きしめられたんだ」
「うるさいな〜」
深「もし 照に会えなくなったらどうする?」
「それは・・・さみしいかな」
深「もし照が女の子と親しげに話してるのを見たら どんな気持ち?」
「ちょっと・・・嫌かな」
深「もう立派に好きなんじゃん」
そうなのか 好きなんだ照君の事
深「姉ちゃんのこと大事にしたいって言ってたよ
そろそろ信用してもいいんじゃない あいつのこと」
「・・・そうね 辰哉 ありがとね」
深「世話の焼ける姉を持つと 弟は大変だぜ」
「調子に乗るな」
思いっきり辰哉の頭をはたいた
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桃雪紫苑(プロフ) - れな様 ありがとうございます パート2がんばります!! (2021年10月23日 8時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪紫苑(プロフ) - via様 ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいですがんばります!! (2021年10月23日 8時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - パート2も見たいです! (2021年10月22日 23時) (レス) @page47 id: 26b60d2cf1 (このIDを非表示/違反報告)
via(プロフ) - もちろんこれからのふたりも見たいです。幸せな時期の続きを見せていただきたいです! (2021年10月22日 22時) (レス) @page47 id: fff6ac83ef (このIDを非表示/違反報告)
桃雪紫苑(プロフ) - まりん様 楽しんでもらえてるだけで私も嬉しいです。ありがとうございます。二人のイチャコラを引き続きお楽しみください(⌒∇⌒) (2021年10月22日 17時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫苑 | 作成日時:2021年8月25日 9時