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照君の送り迎えは続いていた
少し変わったところは 時々私家で晩御飯を食べる事
大した料理は作らないが どれも美味しい美味しいと食べてくれて
嬉しくなってきた
仕事でも週に一回は照くんの会社に行って
新プロジェクトを一緒に進めていた
仕事になると あのクシャクシャ笑顔は封印されて
キリっとした表情で仕事を進める姿にドキッとした
でも ここでちょっとした出来事が・・・

その日は一日照くんの職場での作業で
岩「少し休憩しましょうか」
「そうね ちょっとお手洗い・・・」

お手洗いに行って戻ってくる途中

男「あの〜 もしかして新プロジェクトの担当の方ですか?」

急に声を掛けられて

「あっ はいそうですが」

男「やっぱりそうか〜 新プロジェクトで来ている子が
  めっちゃ美人だって噂になってて
  いや〜ほんとにおキレイですね 今度食事でもどうですか?」

「あの〜 すいません 私仕事でこちらに伺っているんで
 そういうことはちょっと・・・」

男「そんな堅い事言わないでよ〜 連絡先交換しようよ」

なにこの人 やんわりと逃げようとすると手首をつかまれた

男「そんな慌てて逃げなくても ねぇ お願い」

しつこいしこの人怖い
凄い力で手首をつかまれてジンジン痛くなってきた

岩「なにしてんの?」

男「あぁ 岩本 いや〜 これはちょっと」

やっと手を離してくれた

岩「俺の大事な人だから やめてくれるかな」

いつもより低い声に 相手の男もビビっている様子

男「いや〜そうなんだ ほら 彼女迷子になってたから
  教えてあげようかなって・・・それじゃ」

走って行ってしまった

岩「大丈夫?」

「うん ありがとう」

岩「今度は俺も付いていくから」

「大丈夫だよ」

岩「大丈夫じゃないだろ ちょっと見せて」

さっき男につかまえてた手首には しっかりと赤くあとが残っていた

岩「あのやろ〜 ただじゃおかない」

「ほんとにだいじょうぶだから 冷やせば」

岩「こっち来て」

手を引かれて給湯室に連れてこられた

岩「これ貼ってればいいかな」

冷蔵庫から冷却シートを出して貼ってくれた

「ありがとう 少し痛みがひいたみたい」

岩「よかった〜 Aさんにもしもの事があったら
  俺・・・」

「大げさだよ もう大丈夫だから」

岩「Aさんは もう少し危機感もってほしいよ
  可愛いんだから」

「何言ってるの 可愛くなんかないよ」

すっと手を引かれて照君の腕の中へ

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桃雪紫苑(プロフ) - れな様 ありがとうございます パート2がんばります!! (2021年10月23日 8時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪紫苑(プロフ) - via様 ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいですがんばります!! (2021年10月23日 8時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - パート2も見たいです! (2021年10月22日 23時) (レス) @page47 id: 26b60d2cf1 (このIDを非表示/違反報告)
via(プロフ) - もちろんこれからのふたりも見たいです。幸せな時期の続きを見せていただきたいです! (2021年10月22日 22時) (レス) @page47 id: fff6ac83ef (このIDを非表示/違反報告)
桃雪紫苑(プロフ) - まりん様 楽しんでもらえてるだけで私も嬉しいです。ありがとうございます。二人のイチャコラを引き続きお楽しみください(⌒∇⌒) (2021年10月22日 17時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫苑 | 作成日時:2021年8月25日 9時

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