12話 ページ13
あれから2日後。
私はこの2日間、色々と大変だった。
警察に行き、塚内さんにあの時の事情を話し、破壊されたUSJの修理費の計算、そして掃除。
その後今回の事件についてマスコミへのインタビュー。
いや、会見に近いか？
その後、公安へ提出する報告書等の書類の作成…
『何故私なんだ！こういうのは教師がやるもんだろ普通！おかげでお父さんには会えないし寝不足だ！』
相澤｢俺らも悪いとは思ってる。でも仕方ないだろ。校長は色々責任負って色んなとこに挨拶行って、他の教師も大変なんだ。体育祭近いし。｣
『ホンット…こんなこと起きて体育祭やるあたりさすが雄英。私達の晴れ舞台が潰れなくて助かった。』
包帯だらけのイレイザーに愚痴りながら、私はイレイザーのサポートをするように一緒に1年A組に向かっていた。
そして教室に付けば、イレイザーは脚でドアを開けた。
『脚で開けんな！』
相澤｢お早う。｣
｢｢相澤先生復帰早えええ！！！！プロすぎる！！｣｣
｢｢てかシャガ先輩何でここに！？｣｣
焦凍｢…チッ…｣
『私はイレイザーのサポート。別に要らないと思うけどな。』
悪いな焦凍。
これでも教師の指示だから逆らえないんだ。
飯田｢先生無事だったのですね！！｣
麗日｢無事言うんかなぁアレ……｣
相澤｢俺の安否はどうでも良い。何よりまだ戦いは終わってねぇ。｣
爆豪｢戦い？｣
緑谷｢まさか…｣
峰田｢まだ敵がー！！？｣
相澤｢雄英体育祭が迫ってる！｣
｢｢クソ学校っぽいの来たあああ！！｣｣
…騒がしい。
まぁそんな中、当たり前だが｢ヴィランに侵入されたばかりなのに大丈夫なのか｣という声が上がる。
相澤｢逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示す…って考えらしい。警備は例年の五倍に強化するそうだ。何より雄英の体育祭は……最大のチャンス。ヴィランごときで中止していい催しじゃねえ。｣
峰田｢いやそこは中止しよう？｣
『そんな簡単に中止にできるかよ。テメェらはまだ何も思わないだろうが、私ら3年は今年で最後の体育祭なんだ。
そう簡単に中止にさせられると困る。』
峰田｢！す、すみませんでした…｣
相澤｢寝不足なのはわかるがキレるな。｣
イレイザーに軽く頭を叩かれ、ムスッと下唇を突き出す。
相澤｢後で仮眠室で寝とけ。｣
『…ん。』
私は当たってしまった子に謝った。
本人はめちゃくちゃ首を振っていたが、申し訳なかった。
さすがに大人気なかったな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1007人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えむ.(プロフ) - いつも素敵な作品ありがとうございます！公開する話、間違えてませんか？34話から38話に飛んでますよ！ (2023年2月16日 17時) (
レス) id: 2303707e13 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 最高です＞_＜♡めちゃハマりました更新待ってます❤️🔥❤️🔥 (2023年2月13日 17時) (レス) @page35 id: 8b4cfe6f33 (このIDを非表示/違反報告)
柳 - プレゼントマイク好きすぎる！ (2023年2月11日 18時) (レス) @page34 id: 24b8fbf003 (このIDを非表示/違反報告)
神無(プロフ) - すごい好きです！大好きです！！！なーーさん、これからも更新待ってます！！ (2023年2月11日 9時) (レス) @page32 id: 7184837e82 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 続き全裸期待してます！！ (2023年2月7日 12時) (レス) @page28 id: 59202c5c61 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なーー | 作成日時：2022年12月28日 16時
