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6.大丈夫なの ページ6
入ってきたのはさっきのおばさんだ。
「吉田さん、部屋に入るときはノックしてっていっつも――」
「オーナー！14時からの山里さん、また急用で休みなんですって」
「あの人またかぁ…、坂本さんに入れるか連絡とってみてくれる？」
「わかりました！」
…大丈夫、なのかな。このコンビニ。
そう考えていた私は笑顔が引きつっていたのか、オーナーが笑顔でフォローを入れる。
「大丈夫安心して！最初は三人体制でのバイトだからそんなに気を張る必要ないよ」
もう一度、笑顔を作ってうなずくが、私が心配しているのはそこではない。
「よし、じゃあ今日はもう帰ってもらって大丈夫だよ。次のシフトはじゃあ…
来週の月曜日の１７時から２０時とかどうかな？」
「あっ、はい大丈夫です！」
「あっちに着替える場所あるから、いつでも利用してね！」
「はい！」
こんな感じで、面接は終了した。
…大丈夫、なのかな。
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作者名：しお
| 作成日時：2019年8月8日 18時
